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テニスのグランドスラムである全仏オープン（フランス/パリ、賞金総額１７５２万ユーロ、クレー）は大会２日目の２３日、センターコート第１試合で女子シングルス１回戦が行われ、ディフェンディング・チャンピオンのＦ・スキアボーネ（イタリア）がＭ・ウダン（アメリカ）に6-2, 6-0のストレートで快勝、順当に２回戦に駒を進めた。

昨年の今大会でタイトルを獲得し、イタリア人女性として史上初となるグランドスラム優勝を果たしていた第５シードのスキアボーネは、第１セット序盤でウダンにブレークを許したものの、そこから４ゲームを連取して試合の流れを掴むと、最後の７ゲームを連取して一気に初戦突破を決めた。

１年ぶりにフィリップ・シャトリエ・コートに戻ってきたスキアボーネは「まだ少し震えています。コートは完璧でした。全てが自分の周りに用意されていて、まるで家に帰ったらママが全てをしてくれるような感覚でした。」と、ユーモアを交えて感想を語っていた。

この日は２５本ものウィナーを決めているスキアボーネは、２回戦でＶ・ドロンツ（ロシア）と対戦する。ドロンツはＡ・ケタボング（英国）を3-6, 7-6 (7-5), 6-4で下し、初戦突破を決めている。