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テニスのグランドスラムである全仏オープン（フランス/パリ、賞金総額１７５２万ユーロ、クレー）は大会１１日目の１日、男子シングルス準々決勝が行われ、第４シードのＡ・マレー（英国）がＪ・Ｉ・チェラ（アルゼンチン）に7-6 (7-2), 7-5, 6-2のストレートで勝利、自身初となる準決勝進出を決めた。

第１セットでは１−４とチェラにリードを許したマレーであったが、逆転でこのセットを先取すると、その後は常にリードを奪う展開でチェラを圧倒、第３セットでは第７ゲームでこのセット２度目のブレークに成功すると、続くゲームをキープして試合に終止符を打った。

英国勢が今大会のベスト４に進出するのは、２００４年のＴ・ヘンマン（英国）以来のこととなる。また、マレーが勝利したことにより、トップ４シード選手がベスト４に進出したことになる。これは２００６年以来のこと。