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ビンチがドキッチを振り切り優勝◇ユニセフ・オープン女子

女子テニスツアーのユニセフ・オープン女子(オランダ/スヘルトヘンボシュ、賞金総額22万ドル、芝)は土曜日に決勝戦を行い、第7シードのR・ビンチ(イタリア)がノーシードから勝ち上がったJ・ドキッチ(オーストラリア)を6-7 (7-9), 6-3, 7-5の逆転で下し、見事、優勝を飾った。ビンチは優勝賞金3万7000ドルを獲得した。

28歳同士となった決勝だったが、両者ともに強豪を下しての決勝進出だった。ビンチは第3シードのY・ウィックマイヤー(ベルギー)、第5シードのD・チブルコワ(スロバキア)を撃破、ドキッチは第4シードのF・ペネッタ(イタリア)を退けてのファイナル進出だった。

試合は開始当初から拮抗していた。第1セット序盤でブレーク合戦が1度あったものの、それ以降はお互いサービスキープを続ける。5−4、6−5の時点でドキッチにセットポイントがあったものの、ビンチはそれらを跳ね返し、試合はタイブレークへ。

タイブレークで8−7とリードしたドキッチは、次のポイントを決めると、5度目のセットポイントで第1セットをドキッチが先取する。

第2セットに入るとビンチが反撃、このセットを6−3で奪うと試合はファイナルセットへ。

ファイナルセットはビンチが5−4とリードし、サービスキープをすれば試合終了、という場面でドキッチがブレークに成功、5−5のタイに戻す。

しかし第11ゲームでビンチがブレークに成功して6−5とすると、第12ゲームでは40−0とし、3本のマッチポイントを手にする。

粘るドキッチは3ポイント連取でデュースにまで持ち込むが、そこからビンチは意地をみせて2ポイント連取すると、4度目のマッチポイントで試合に終止符を打った。

試合後、ビンチは「私たちはともに28歳で、経験豊富です。でも決勝戦ということで様々な制約やプレッシャーがあり、完全に集中するのは至難の業でした。」と話した。「私は芝のコートが好きです。私はスライス、ボレーを打つのが好きですから、芝にはぴったりです。ウィンブルドンでは月曜日に試合があります。疲れていますが、優勝したばかりなのでハッピーです!」

ビンチはこれでWTAツアー5勝目を決めた。芝での優勝は初めてのこと。これまでクレーでは3勝を、ハードで1勝を飾っていた。ビンチは決勝戦に強く、これで決勝での戦績を5勝1敗とした。

またビンチは「今季、いいプレーができていますが、特に理由はありません。いい練習ができているからかも知れません。また以前よりも試合に集中できるようになっています。以前はあるゲームでいいプレーができたと思ったら、次の2ゲームでは何か別のことを考えしまってひどいプレーをしている、ということがありました。今は1ポイント1ポイントをプレーするようにしています。全ポイントでいいプレーはできませんが、できる限りそうできるように努めています。」と好調の原因を語った。

一方のドキッチは、3月のクアラルンプールの大会に続いて今季2勝目を狙っていた。これでドキッチは決勝での戦績は6勝8敗となったが、今回の準優勝で2004年10月以来、久しぶりにトップ50に返り咲くことが決まった。

ドキッチはウィンブルドンの1回戦で昨年の全仏覇者F・スキアボーネ(イタリア)と対戦する。これについてドキッチは「最悪のドローでした。でも今週はその試合に向けてのいい練習となりました。ビンチはスキアボーネに似たプレーでした。1回戦を楽しみにしています。」と強豪との対戦を前にし、前向きに話していた。

(2011年6月19日12時31分)
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