テニスのグランドスラムであるウィンブルドン（英国/ロンドン、賞金総額１４６０万ポンド、芝）は２４日、女子シングルス２回戦の残り４試合が行われ、第５シードのＭ・シャラポワ（ロシア）が地元期待の若手であるＬ・ロブソン（英国）に7-6 (7-4), 6-3のストレートで勝利、３回戦に駒を進めた。
２００４年に今大会を制しているシャラポワは、第１セットでゲームカウント１−４と１７歳のロブソンにリードを許すが、ここから追いつきタイブレークの末にセットを先取。第２セットに入ると、３度のブレークでロブソンを振り切り、１時間４８分で３回戦に進出した。
シャラポワは３回戦でＡ・クルベールと４回戦進出を懸けて対戦する。
この他の２回戦では、第１シードのＣ・ウォズニアキ（デンマーク）がＶ・ラッツァーノ（フランス）に6-1, 6-3で勝利しているほか、第９シードのＭ・バルトリ（フランス）がＬ・ドミンゲス=リノ（スペイン）に4-6, 7-5, 6-2で、そして第２０シードのＳ・ポン（中国）がＥ・バルタチャ（英国）に4-6, 6-2, 7-5で勝利している。
またこの日はシングルス３回戦も行われており、第３２シードのＴ・ピロンコバ（ブルガリア）が第２シードのＶ・ズヴォナレーワ（ロシア）を6-2, 6-3のストレートで下す波乱が起きている。
昨年の今大会でベスト４に進出していたピロンコバであったが、準決勝で敗れた相手がズヴォナレーワであった。
この他の３回戦の結果は以下の通り。
Ｖ・アザレンカ（ベラルーシ） (4) ○-× Ｄ・ハンチュコバ（スロバキア） (25), 6-3, 3-6, 6-2
Ｐ・クヴィトバ（チェコ共和国） (8) ○-× Ｒ・ビンチ（イタリア） (29), 6-3, 6-3
Ｋ・ペルバク（ロシア） ○-× Ａ・ペトコビッチ（ドイツ） (11), 6-4, 7-6 (7-2)
Ｙ・ウィックマイヤー（ベルギー） (19) ○-× Ｓ・クズネツォワ（ロシア） (12), 4-6, 6-3, 6-4
Ｖ・ウィリアムズ（アメリカ） (23) ○-× ＭＪ・マルチネス=サンチェス（スペイン）, 6-0, 6-2
Ｎ・ペトロワ（ロシア） ○-× Ｋ・ボンダレンコ（ウクライナ）, 6-3, 6-2
今大会の優勝賞金は１１０万ポンド。
（2011年6月25日6時20分）
