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女子テニスツアーのポリファルベ・ブダペスト・グランプリ(ハンガリー/ブダペスト、賞金総額22万ドル、クレー)は6日、シングルス2回戦5試合が行われ、第3シードのK・ザコパロバ(チェコ共和国)が予選を勝ち上がったA・クルニッチを7-5, 7-5のストレートで下すなど、シード勢が順当にベスト8進出を決めた。
29歳で世界ランク36位のザコパロバは、18歳で同247位のクルニッチに各セット2度のブレークを許すも、3度のブレークを奪い返して、苦しみながらも2時間7分のストレートで勝利、今シーズン5度目となる準々決勝進出を決めた。
「とても厳しい試合でした。彼女(クルニッチ)は信じられないくらいコートの中を動き回っていました。彼女はとてもファイターだし、若いので失うものは何もありませんでした。そんな選手との対戦は厳しいものです。こうして勝ち上がることができて、嬉しく思います。」とザコパロバは喜びを表していた。
ザコパロバは準々決勝でK・ボンダレンコ(ウクライナ)と対戦する。ボンダレンコはこの日、O・サウチュック(ウクライナ)を6-3, 6-2で下しての勝ち上がり。
その他、第5シードのA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)はL・ツレンコを6-2, 7-5で、第7シードのI・C・ベグ(ルーマニア)もA・トムリャノビッチを6-4, 6-4と、いずれもストレートで退け順当に準々決勝へ駒を進めた。
メディーナ=ガリゲスは「とても良い試合だった。最初は彼女(トムリャノビッチ)にミスが多かったし、ウィナーを決めることも出来た。5−1とリードを広げ第1セットを6−2で先取できたの。」と試合を振り返っていた。
続けて「でも第2セットは彼女がとても良いプレーをし始めて、集中を続けるのに必死だった。3−3のところでコートを変更しました。最初に使っていたコートが柔らか過ぎてプレーを続けるのが難しかったから。その後5−3とリードしたけど、追い上げられてしまったの。そこから安定したテニスができて、ネットでポイントを多く取ることができて、何とかストレートで勝つことが出来たわ。」と第2セットは難しい状況からの勝利だった。
メディーナ=ガリゲスは第2シードのS・エラーニ(イタリア)とS・ボーゲル(スイス)の勝者と、ベグはE・ビルネロバ(チェコ共和国)と予選を勝ち上がったE・カベーザ=キャンデラと準々決勝で顔を合わせる。
残りの試合ではZ・クチョバがA・ボンダレンコ(ウクライナ)を6-3, 6-1のわずか65分で倒してベスト8入りを決めた。クチョバは準々決勝で第1シードのR・ビンチ(イタリア)と主催者推薦で出場のT・バボスの勝者と戦う。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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