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女子テニスツアーのガシュタイン女子（オーストリア/バートガシュタイン、賞金総額２２万ドル、クレー）は１５日、シングルス準々決勝２試合が行われ、ＭＪ・マルチネス=サンチェス（スペイン）がＹ・モイスバーガー（オーストリア）に7-6 (7-5), 4-6, 6-3のフルセットで勝利、今季初となるツアー大会ベスト４進出を果たした。

世界ランク５４位のマルチネス=サンチェスは、第１セットで２−５と劣勢に立たされてしまうも、ここから逆転でセットを先取すると、第３セットで迎えた２本目のマッチポイントを決め、２時間４７分のマラソンマッチに終止符を打った。

もう一方の試合では、Ｐ・メイヤー（オーストリア）が予選からベスト８に勝ち上がってきたＤ・エチモバに6-2, 6-2と６３分で快勝、準決勝に駒を進めている。

世界ランク１０９位のメイヤーは、第２セットで１度だけブレークを許したものの、それ以外は危なげないプレーでエチモバを圧倒、試合を通して５度のブレークに成功していた。

この日に予定されていた残りの準々決勝２試合は、降雨の影響で中断、翌日以降に順延となっている。

今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。