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森田が大逆転で準々決勝進出◇バンク・オブ・ウェスト・クラシック

女子テニスツアーのバンク・オブ・ウェスト・クラシック(アメリカ/スタンフォード、賞金総額72万1000ドル、ハード)は28日にシングルス2回戦残り4試合が行われ、森田あゆみ(日本)が3度のマッチポイントを切り抜けて4-6, 7-5, 6-1の逆転でU・ラドワンスカ(ポーランド)を下しベスト8入りを果たした。その他、第1シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)らシード選手が敗退する波乱に見舞われた。

第1セットを奪われた森田は、第2セットも序盤にブレークを奪われ2−5とリードされる。続く第8ゲームでは2度、4−5からの第10ゲームでも1度と3度のマッチポイントを切り抜けると、一気に流れは森田へ。その後再びブレークを奪いセットオールに追い付いた森田は、勝敗を決める第3セットでは、第1、第3ゲームでブレークに成功し、一気にリードを広げた。

このセットでは、1度握られたブレークポイントをしのいだ森田は、第7ゲームでもこのゲームで3度目のブレークをラドワンスカから奪い、2時間21分の逆転勝利を飾り、今季3度目のツアー8強入りに成功した。

「第1、第2セットも悪いプレーではなかった。ウルシュラ(ラドワンスカ)が良いプレーをしていました。諦めずに戦い続けたら、きっとチャンスが訪れると信じていました。彼女は3度のマッチポイントが取れずに、ちょっと落胆してしまったようですね。第3セットは集中するように心がけました。厳しい長い試合でした。」と森田は、試合を振り返っていた。

ベスト4進出を懸けて森田は、第3シードのM・バルトリ(フランス)と準々決勝で対戦する。「彼女(バルトリ)はまさしく素晴らしい選手。トップ10選手ですから。ベストのプレーが出来るように努力して、良いプレーを続けてもっと上に行けることを望んでいます。」と、バルトリ戦への意気込みを加えていた。

この日の2回戦では、第1シードのアザレンカに続き、第4シードのS・ストザー(オーストラリア)も敗れる波乱含みの1日となった。その波乱の立役者は予選を勝ち上がったM・イラコビッチ(ニュージーランド)S・リシキ(ドイツ)。イラコビッチはアザレンカを4-6, 7-5, 6-2の逆転で、リシキはストザーを6-3, 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。

上位4シード選手は1回戦が免除されているため、この日の2回戦が今大会の初戦となったアザレンカは、第1セットでは1度もブレークポイントを与えない完璧なプレーでセットを先取。しかし第2セットに入るとイラコビッチのサーブでなかなかポイントが取れなくなり、終盤でブレークを許して試合はファイナルセットへ。調子を上げたイラコビッチは、第3セットでは1度もブレークポイントを与えず2度のブレークをアザレンカから奪い、2時間12分で前年度チャンピオンを下す金星を飾った。

23歳で世界ランク121位のイラコビッチは、2008年7月には自己最高位の49位を記録したが、2009年に臀部の怪我からシーズンを棒に振り復帰を果たすも、昨年は以前のようなプレーを取り戻せずにいた。今年はツアー下部大会で成績を上げ、全仏オープンでは予選を勝ち上がり本戦入り、ウィンブルドン前哨戦で久々のツアー8強入りを果たすと、ウィンブルドンでも予選を勝ち上がり2回戦進出するなど、ランキングを上昇させていた。

「自分にはちょっとアドバンテージがあったと思う。予選3試合と1回戦の4試合に勝利しているのに対し、彼女(アザレンカ)はこれが初戦で久しぶりの試合だったから。辛抱強くプレーを続けたら徐々に試合をコントロールできるようになりました。第3セットでは彼女にミスが出始めたのはラッキーでした。」とイラコビッチは試合を分析していた。

残りの試合では、元世界ランク1位のS・ウィリアムズ(アメリカ)M・キリレンコ(ロシア)を6-2, 3-6, 6-2のフルセットで退け、昨年のウィンブルドンで優勝して以来となるベスト8進出を決めた。

第2セット途中でメディカル・タイムアウトを要求して、足首のテーピングを巻き直す場面があった。「ちょっと動きに支障があったの。少しイライラしたけど、最後は勝利を上げられるだけのプレーが出来て良かった。出だしは好調だったけど、タイムアウトの後は、テーピングがしっくりこなくて動きが悪くなってしまった。」と、ウィリアムズは第2セットを奪い返された要因を明らかにした。

イラコビッチは第8シードのD・チブルコワ(スロバキア)と、リシキは第5シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)と、ウィリアムズは第2シードのM・シャラポワ(ロシア)と、それぞれ準々決勝で顔を合わせる。

この日行われたダブルスの準々決勝では、青山修子(日本)/藤原里華(日本)組がチブルコワ/クルム伊達公子(日本)組が対戦し、青山/藤原組が3-6, 6-4, 10-6の逆転でチブルコワ/クルム伊達組を下して、このペアーで初となるプレミア大会でのベスト4進出を果たした。決勝進出を懸けて準決勝では、第1シードのL・フーバー(アメリカ)/L・レイモンド(アメリカ)S・フィッチマン(カナダ)/M・ペルティエ(カナダ)組の勝者と対戦する。

今大会の優勝賞金はシングルスが11万1000ドル、ダブルスが3万5500ドル。

(2011年7月29日16時15分)

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