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男子は四日市工が初優勝。女子は富士見丘が2連覇◇インターハイ

青森で行われている北東北総体。団体戦3日目は、男女の準決勝と決勝が行われた。

男子で決勝に進んできたのは準決勝で柳川を2−1で下した四日市工と、同じく準決勝で湘南工大附を2−1で下した東山。四日市工は昨年に続き2年連続での決勝進出だ(昨年は決勝で名古屋に敗退)。

もう一方の東山は、湘南工大附の2人のエース・松崎勇太郎と今井慎太郎(日本)を、それぞれ長船雅喜と日下稜介が下して初の決勝進出を決めた。

その決勝では、これまで相生学院・斉藤、湘南工大附・松崎という大物を下してきた東山・長船が、四日市工のエース後藤にどのように対応するのかに注目が集まった。しかし、後藤が左利きから繰り出すさまざまなタイミングのショットに対し長船はリズムを合わせることができず、後藤が6−3、6−1で勝利。

すると、この後藤の勢いに後押しされた四日市工のダブルス長田・萩ペアが6−4、6−2で東山のトレド・倉地ペアを振り切り、四日市工が初優勝。四日市工は2年前が3位で、昨年は2位。初めて決勝に進んだのは今から38年前の昭和48年(柳川に敗退)。今回、3度目の決勝進出でようやく念願のインターハイ初優勝の栄冠を手にした。

女子は富士見丘×城南学院、宮崎商×園田学園が準決勝で対戦し、勝ち上がったのは富士見丘と宮崎商。

宮崎商はここまで谷口遥、松尾楓のシングルス2本で着実にポイントを重ねてきたが、決勝では富士見丘のシングルス2森美咲が松尾をストレートで下し宮崎商の2本柱の1本を倒すと、富士見丘のダブルス池田・梶谷ペアが宮崎商の染矢・福留ペアをストレートで破り、富士見丘が昨年に続いてインターハイ団体戦2連覇を達成した。

明日からは個人戦が始まり、男子シングルス1〜4回戦と、女子ダブルス1〜4回戦が行われる準決勝と決勝が行われる。

【本日の結果】
<男子団体戦準決勝>
東山 2−1 湘南工大附
四日市工 2−1 柳川

<男子団体戦決勝>
四日市工 2−0 東山

[詳細]
D長田・萩 6-4, 6-2 トレド・倉地
S1後藤翔太郎 6-3, 6-4 長船雅喜
S2中島佑介 6-0, 6-6(打切) 日下稜介

<女子団体戦準決勝>
富士見丘 2−1 城南学園
宮崎南 2−1 園田学園

<女子団体戦決勝>
富士見丘 2−0宮崎南

[詳細]
D池田・梶谷 6-0, 6-4 染矢・福留
S1伊藤夕季(日本) 6-4, 6-1(打切) 谷口遥
S2森美咲 6-2, 6-1 松尾楓

記事提供:テニスクラシック・ブレーク(日本文化出版)

(2011年8月12日19時08分)

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