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青森で行われている北東北総体。本日から個人戦が始まり、男子シングルス1〜4回戦、女子ダブルス1〜4回戦が行われた。
男子シングルスでは、第1シードの後藤翔太郎が危なげなく4回戦を突破した。ショットの多彩さ、緩急の付け方のうまさ、コートを広く使う戦術は群を抜いており、四日市工を団体戦初優勝に導いた2年生エースは、この個人戦シングルスでも栄冠に一番近い存在と言えるだろう。
4回戦の注目カードは、松崎勇太郎(3年・湘南工大附)×長船雅喜(2年・東山)の対戦。団体戦準決勝では長船が勝ち、チームとしても東山が勝利したが、この個人戦では「年下の同じ相手に連敗はできない意地があった。団体戦の時は勝ちを意識しすぎて自分のプレーができなかったけれど、今回は自分のプレーに集中できた」と言う松崎が8−3で勝利。全日本ジュニアU18チャンピオンの意地を見せた。
この他、注目を集めていた選手は、李在紋(韓国)と栗林聡真(日本)。李は、どの位置からでも重いボールを打ち込める抜群のテニスセンスを存分に見せつけ、危なげなく4回戦を突破。しかし、昨年の全日本ジュニアU18覇者の栗林は3回戦で小村拓也(日本)に敗退。小村は栗林に勝った勢いに乗り、4回戦では羽倉克樹を下し準々決勝に駒を進めた。
女子ダブルスでは、第1シードの池田 玲・森 美咲ペア(富士見丘)が4回戦で杉山女学園の吉冨愛子・古崎帆乃香に敗れる波乱があった。
明日は女子シングルス1〜4回戦と、男子ダブルス1〜4回戦が行われる。
【本日の結果】
<男子シングルス4回戦>
後藤 翔太郎A( 三重・四日市工) 1-0, ret. 竹元 佑亮@(兵庫・相生学院)
須田 昌賢B(群馬・共愛学園) 8-5 小野 仁義B(岡山・岡山商大附)
中島 佑介B(三重・四日市工) 9-7 及川 生来B(神奈川・湘南工科大附)
小村 拓也B(宮崎・宮崎日大) 8-2 羽倉 克樹B(長野・松商学園)
李 在紋B(茨城・つくば国際東風) 8-1 井上 敬博A(福岡・柳川)
守谷 総一郎A(東京・大成) 8-5 渡邉 将司B(愛知・名経大市邨)
松崎 勇太郎B(神奈川・湘南工科大附) 8-3 長船 雅喜A(京都・東山)
弓立 祐生B(愛媛・新田) 8-1 杉浦 勝貴B(静岡・浜松市立)
記事提供:テニスクラシック・ブレーク(日本文化出版)
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