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前年覇者のナダルが初戦突破◇USオープン

テニスのグランドスラムであるUSオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会2日目の30日、男子シングルス1回戦が行われ、ナイトセッションに登場した第2シードのR・ナダル(スペイン)A・ゴルベフ(カザフスタン)に6-3, 7-6 (7-1), 7-5で勝利、2時間49分のストレート勝ちで2回戦に駒を進めた。

今大会に初めてディフェンディング・チャンピオンとして出場しているナダルは、この試合で実に6度のブレークをゴルベフに許していた。昨年のナダルは、優勝するまでの7試合で5度しかサービスブレークをされていなかった。

第2セットでは7本のセットポイントのピンチを切り抜けていたナダルは「今日はストレートで勝てて、少しラッキーでした。」とコメントしたように、この日はコートに深く突き刺さるようなグラウンドストロークは息を潜めていた。

大会連覇がかかるナダルであるが、今大会には決して最高の状態で望んでいるわけではない。前哨戦では、モントリオールで2回戦で敗退、シンシナティでも準々決勝で敗退するなど、思うような成績が残せなかったうえ、シンシナティではレストランで右手を火傷する事故にもあっていた。

この日の試合でナダルは、世界ランク98位のゴルベフに対し、第1セットで2−3とリードを奪われると、続く2セットはいずれも2−5とされる苦しい展開となっていた。

一方のゴルベフは、第2セットで1度、第3セットでは2度のサービング・フォー・ザ・セットのチャンスがあったが、いずれもナダルにブレークバックを許していた。

「その点さえ考えなければ、悪いパフォーマンスではありませんでした。」とゴルベフ。「取らなければならないポイントは、取らなければなりません。例えば、第2セットや第3セットでのサービング・フォー・ザ・セットなどです。」

思いがけない苦戦を強いられたナダルとは対照的に、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)は予選勝者のC・ニーランドの途中棄権により、2回戦に進出しており、試合時間はわずか44分だった。

今季2敗目の原因となった肩の調子が心配されていたジョコビッチであったが、試合開始から時速190kmを超えるサーブを決め、思い通りにフォアハンドをコントロールした。

「素晴らしいパフォーマンスでした。」とジョコビッチ。「今日は何も痛みを感じませんでした。サーブも良かったし、プレーも良かったので、何も心配することはありません。」

24歳のジョコビッチは今シーズンの通算成績を58勝2敗としており、全豪オープンとウィンブルドンを含む9大会でタイトルを獲得している。もし今大会でジョコビッチが優勝すると、まさしく歴史に残る成績を記録することとなる。

「今年は本当に素晴らしいシーズンです。キャリア最高ですし、新記録のこととかが色々と言われていますね。」と語ったジョコビッチは、昨年の今大会決勝ではナダルに敗れていたものの、今季はナダルから5連勝を飾っている。

この他のシード勢は大半が順当に勝ち進んだものの、E・ガルビス(ラトビア)が第16シードのM・ヨージニ(ロシア)を6-2, 6-4, 6-4で、元世界ランク3位のN・ダビデンコ(ロシア)が第32シードのI・ドディグ(クロアチア)を6-7 (6-8), 6-3, 6-0, 2-6, 6-2で破っている。

この他の試合の結果は以下の通り。

D・フェレール(スペイン) (5) ○-× I・アンドレエフ(ロシア), 2-6, 6-3, 6-0, 6-4
JW・ツォンガ(フランス) (11) ○-× ルー・イェンスン(台湾), 6-4, 6-4, 6-4
S・ワウリンカ(スイス) (14) ○-× M・ゴンサレス(アルゼンチン), 3-6, 6-4, 6-1, 6-3
J・メルツァー(オーストリア) (17) ○-× E・プロドン(フランス), 6-2, 7-6 (7-4), 6-2
F・ベルダスコ(スペイン) (19) ○-× J・ニエミネン(フィンランド), 3-6, 6-4, 6-1, 6-4
J・I・チェラ(アルゼンチン) (24) ○-× M・マトセビッチ(オーストラリア), 3-1, 途中棄権
F・マイヤー(ドイツ) (26) ○-× A・マンナリノ(フランス), 6-2, 6-0, 6-1
I・リュビチッチ(クロアチア) (30) ○-× B・カブチッチ(スロベニア), 7-6 (7-5), 3-6, 6-1, 7-5
S・ブブカ ○-× A・ハイデル=マウアー(オーストリア), 6-3, 6-2, 3-6, 6-4
M・イルハン(トルコ) ○-× F・ダンチェビッチ(カナダ), 6-3, 6-2, 1-0, 途中棄権
J・リスナール(フランス) ○-× O・ロクス(ベルギー), 7-6 (7-5), 6-2, 6-4
J・ブレーク(アメリカ) ○-× J・ウタ-ガルング(オランダ), 6-4, 6-2, 4-6, 6-4
N・マウー(フランス) ○-× R・ファラ(コロンビア), 3-6, 6-7 (4-7), 6-2, 6-2, 6-0
D・ヤング(アメリカ) ○-× L・ラコ(スロバキア), 6-4, 6-2, 6-4
D・ナルバンディアン(アルゼンチン) ○-× B・レイノルズ(アメリカ), 4-6, 6-3, 6-4, 6-3
P・スタラーチェ(イタリア) ○-× M・ベレー(ドイツ), 6-4, 4-6, 6-3, 6-2
I・クニツィン(ロシア) ○-× M・バッヒンガー(ドイツ), 2-6, 1-6, 6-1, 6-4, 6-4
G・ミュラー(ルクセンブルグ) ○-× E・ロジェ=ヴァセラン(フランス), 7-6 (7-5), 6-4, 6-4
S・ダルシス(ベルギー) ○-× D・ツルスノフ(ロシア), 6-7 (4-7), 4-6, 7-5, 6-1, 7-6 (7-0)
C・ベルロク(アルゼンチン) ○-× P・リバ(スペイン), 7-5, 6-0, 6-1

今大会の優勝賞金は180万ドル。

(2011年8月31日13時30分)

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