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女子テニスツアーのハンソル韓国オープン（韓国/ソウル、賞金総額２２万ドル、ハード）は１９日、シングルス１回戦３試合が行われ、森田あゆみ（日本）はＫ・ザコパロバ（チェコ共和国）に3-6, 4-6のストレートで敗退、初戦突破はならなかった。

世界ランク４４位の森田は同４３位のザコパロバから４度のブレークに成功したものの、試合を通して７度のブレークを許してしまうなどサービスキープに苦しみ、１時間３１分で敗退となった。

この他の試合では、第４シードのＤ・チブルコワ（スロバキア）がＡ・パーラ=サントンハ（スペイン）に6-3, 7-5で、Ａ・ドゥルゲル（ルーマニア）がＡ・ルス（オランダ）に2-6, 6-0, 7-5で勝利している。

この日に登場した唯一のシード選手であるチブルコワは、試合を通して４９％の確率でしかファーストサーブを決めることが出来ず、パーラ=サントンハに４度のブレークを許したが、６度のブレークに成功し１時間５２分で初戦を突破した。

「コンディションが完璧ではありません。今シーズンで初めてアジアでの試合ですし、十分な練習をしないで試合をするのは常に大変なことです。」と語ったチブルコワは、今大会に出場するのは初めてのこと。

また今年の夏は、アキレス腱の怪我に悩まされていたというチブルコワは「調子は上がっていくでしょう。まだWTAツアーではタイトルを獲得していません。それが私の目標であり、この大会に出場している理由です。」と、タイトルへの意欲を語っている。

この日はシングルス予選の決勝も行われており、瀬間詠里花（日本）がＭ・ドマホウスカ（ポーランド）に3-6, 6-2, 7-6 (7-4)の逆転で勝利、本戦の出場権を獲得している。

今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。