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女子テニスツアーのハンソル韓国オープン（韓国/ソウル、賞金総額２２万ドル、ハード）は２２日、残りのシングルス２回戦４試合が行われ、第３シードのＪ・ジョルジュ（ドイツ）がＥ・ダリニドーに6-4, 7-5のストレートで勝利するなど、ベスト８が出揃った。

世界ランク２１位のジョルジュは、同８４位のダリニドーから第１セットで３度、第２セットで２度のブレークに成功すると１時間３８分で勝利、順当にベスト８進出を決めた。

２００６年に今大会を制しているダリニドーは、第１セットでは３−１、第２セットでは５−２と各セットでリードを奪ったものの、それを生かすことができなかった。

今季２勝目を狙うジョルジュは、準々決勝で第６シードのＭＪ・マルチネス=サンチェス（スペイン）と対戦する。マルチネス=サンチェスはこの日、Ｋ・プリスコバを7-6 (7-5), 6-2で下してのベスト８入りとなっている。

各セットとも劣勢からの逆転に成功していたマルチネス=サンチェスは「彼女のサーブは本当に良かったです。彼女をブレークするのは難しかったですが、本当に集中して、チャンスを生かすことが出来ました。普段なら、３、４ゲームはサーブ＆ボレーでゲームを取りますが、今日はそれが有効でした。私のスタイルは他と違いますし、プレーしているときは、リスクをとるのが好きなのです。」と、自らのプレースタイルについてコメントしている。

この他の２試合がノーシード勢同士の対戦となり、Ｇ・ウォスコボエワ（カザフスタン）がＩ・ベネソバ（チェコ共和国）に6-4, 6-4で、Ｖ・ドゥシェヴィナ（ロシア）がＡ・ドゥルゲル（ルーマニア）に6-3, 6-1のストレートで勝利、それぞれベスト８入りを決めている。

今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。