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男子テニスツアーのモゼール・オープン（フランス/メッツ、賞金総額４５万ユーロ、ハード）は２３日、シングルス準々決勝４試合が行われ、第８シードのＧ・ミュラー（ルクセンブルグ）が第２シードのＲ・ガスケ（フランス）に6-3, 6-4で勝利する番狂わせでベスト４に進出した。

試合を通して６本あったブレークピンチを全て切り抜けたミュラーは、各セット１度ずつのブレークに成功すると、１時間１１分で地元勢のガスケを撃破した。

世界ランク４９位のミュラーは、準決勝で第４シードのＩ・リュビチッチ（クロアチア）と対戦する。２００５年の今大会チャンピオンであるリュビチッチは、予選から勝ち上がってきたＩ・シスリングを6-4, 6-3で下してのベスト４入り。

もう一方の準決勝では、第１シードのＪＷ・ツォンガ（フランス）と第３シードのＡ・ドルゴポロフ（ウクライナ）が対戦する。

世界ランク１０位のツォンガはこの日、同胞のＮ・マウー（フランス）に第１セットを奪われたものの、4-6, 6-3, 7-5の逆転で勝利している。一方のドルゴポロフは、第６シードのＸ・マリス（ベルギー）に6-3, 1-0とリードを奪うと、この時点でマリスが試合を棄権、そのままベスト４進出となっている。

今大会の優勝賞金は７万２６００ユーロ。