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男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(東京/有明コロシアム、賞金総額121万4500ドル、ハード)は大会初日の3日、ダブルス1回戦がセンターコートで行われ、主催者推薦で出場の錦織圭(日本)/伊藤竜馬(日本)組が、第3シードのC・キャス(ドイツ)/A・ペヤ(オーストリア)組に4-6, 6-4, [10-4]の逆転で勝利、ベスト8に進出した。
両者ともにデビスカップの日本代表メンバーであるが、この日の試合がペアとして初めてとなった錦織と伊藤であったが、試合序盤はキャス/ペア組に対し試合序盤は何とかサービスキープを続けたものの、第1セット第7ゲーム、錦織のサービスゲームをブレークされてしまうと、そのままセットを先取されてしまう。
第2セットに入ると、両者ともに緊張がほぐれたのか危なげなくサービスキープを続け、第10ゲーム、キャスのサービスゲームでダブルフォルトなどからチャンスを迎えると、40−40のディサイディング・ポイントで錦織の強打が決まりブレークに成功、勝敗の行方は10ポイント先取で争われるマッチタイブレークに持ち込む。
伊藤のサーブで始まったマッチタイブレークでは、4−3とした錦織/伊藤組がそこから5ポイントを連取した一気に9−3とマッチポイントを迎える。1本目は錦織のフォアがネットにかかり9−4。そして2本目は錦織のバックがウィナーとなり、日本ペアが逆転勝利を収めた。
試合後のオンコートインタビューで錦織は「初めてのペアだったので、固さが残った第1セットは良くなかったが、第2セットに入るとチームワークも良くなってきた。」とコメント。
一方の伊藤は「ダブルスのランキングも上げて、グランドスラムに単複で出場できるようになりたい。」と、今後の目標を掲げていた。
また試合後に行われたインタビューに揃って登場した錦織と伊藤は、ペアを組んだ経緯について、マレーシアの大会で伊藤が錦織に声をかけていたと明かし、試合前のウォームアップまで一緒に練習したことがなく、この日はぶっつけ本番だったことを明らかにしている。
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