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男子テニスツアーのチャイナ・オープン男子（中国/北京、賞金総額２１０万ドル、ハード）は７日、シングルス準々決勝４試合を行い、第１シードのＪＷ・ツォンガ（フランス）がＪ・Ｃ・フェレーロ（スペイン）に6-3, 6-4のストレートで快勝、ベスト４に進出した。

この日は１０本のサービスエースを決めるなど、元世界ランク１位のフェレーロにブレークチャンスすら与えなかったツォンガは「全てがかみ合っていた。」と、自らのパフォーマンスに満足した様子。

世界ランク７位と、ツアー最終戦への出場に可能性を残しているツォンガは、第３シードのＴ・ベルディフ（チェコ共和国）と準決勝で対戦する。ベルディフはこの日、Ｆ・ベルダスコ（スペイン）を6-1, 6-0で圧倒している。

世界ランク１０位のベルディフも、ツアー最終戦の出場権争いに名を連ねており、準決勝は両者にとって負けられない戦いとなる。「マスターズのためにも、僕たちは明日の試合に勝ちたいのです。二人ともベストのプレーをするでしょう。」と、ツォンガは意気込みを語っていた。

一方のベルディフは、元トップ１０のベルダスコから６度のブレークを奪う完璧な内容だった。

「コートでは気分良く、本当に良いプレーが出来ました。」とベルディフ。「ハードコートは自分のプレースタイルに合っています。より攻撃的にプレーできます。彼にもっとプレッシャーを与えられますし、ペースを与えることもありません。」

この他の試合では、Ｉ・リュビチッチ（クロアチア）がＭ・ヨージニ（ロシア）に7-6 (7-4), 6-7 (4-7), 6-2で、Ｍ・チリッチ（クロアチア）がＫ・アンダーソン（南アフリカ）に7-6 (7-4), 4-6, 6-1で勝利している。

今大会の優勝賞金は５０万５０００ドル。