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男子テニスツアーのチャイナ・オープン男子(中国/北京、賞金総額210万ドル、ハード)は土曜日に準決勝を行い、第3シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)が第1シードのJW・ツォンガ(フランス)を6-4, 4-6, 6-1のフルセットで下し、決勝進出を決めた。
ツォンガは先月のモーゼルでの大会で優勝しており、それに続く優勝を狙っていたが、ストロークが安定せずにバックアウトを繰り返し、自滅した。
ツォンガは何とか第2セットを奪ったものの、ファイナルセットでも集中力に欠け、ベルディフに2度ブレークされると、そのまま敗れ去った。
試合後、ベルディフは「チャンスがあり、それをうまく生かすことができました。決勝に進めてうれしく思います。」と話した。ベルディフの決勝進出は今季初めてのこととなっている。
ベルディフは日曜日の決勝戦でノーシードから勝ち上がったM・チリッチ(クロアチア)と対戦する。チリッチは準決勝で同じくノーシードで同胞のI・リュビチッチ(クロアチア)を6-4, 6-3で下しての勝ち上がり。
両者はともにサービスを得意としており、準決勝で記録したサービスエースの数は合わせて22本にも及んだ。
試合後、チリッチは「タフな試合でした。特に第1セットは苦労しました。その緊迫感は会場にも伝わっていたと思います。」と振り返った。
両者はウィンブルドンの1回戦でも対戦しており、そのときもチリッチが勝利を挙げていた。チリッチは「そのときの勝利が大きな意味を持っていました。勝った経験は自信を与えてくれます。」と述べている。
ベルディフは今大会で優勝すると、ロンドンで開催される8人のみが出場できるシーズン最終戦に出場できる可能性が増すため、どの選手にも増して気合を高めている。
今大会の優勝賞金は50万5000ドル。
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