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男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン（東京/有明コロシアム、賞金総額１２１万４５００ドル、ハード）は大会７日目の９日、ダブルス決勝が行われ、Ａ・マレー（英国）/Ｊ・マレー（英国）組が第４シードのＦ・チェルマク（チェコ共和国）/Ｆ・ポラセック（スロバキア）組に6-1, 6-4のストレートで勝利、見事タイトルと優勝賞金８万７１５０ドルを手に入れた。

マレー兄弟の弟であるアンディがシングルス決勝にも進出していた影響で、午後６時過ぎから開始された試合、第１セットは第２ゲームから５ゲームを連取したマレー兄弟が一気に先取する。

第２セットは中盤までサービスキープの展開が続いたが、第６ゲーム、ポラセックのサービスゲームでマレー兄弟がブレークに成功すると、そのリードをしっかりと守りきり優勝を決めた。

シングルス決勝では世界ランク２位のＲ・ナダル（スペイン）を下してタイトルを獲得してたアンディは、これで１９９１年のＳ・エドバーグ（スウェーデン）以来となる今大会での単複制覇を達成した。

試合後のチャンピオンスピーチでアンディは「シングルスで疲れていた自分を兄は良く助けてくれました。」と、パートナーである兄に感謝の気持ちを伝えていた。