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女子テニスツアーのクレムリン・カップ(ロシア/モスクワ、賞金総額72万1000ドル、ハード)は21日、シングルス準々決勝4試合が行われ、第1シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)が第8シードのD・チブルコワ(スロバキア)に6-4, 4-6, 4-6の逆転で敗れる番狂わせが起きた。
先週のリンツ大会で決勝に進出していたチブルコワは、前の試合で膝を負傷しており、この日の試合ではテーピングを施した状態で試合に臨んでいた。また第3セットでは両方の選手がメディカルタイムアウトをとり、ズヴォナレーワは肩の治療、チブルコワは足のマッサージの受けていた。
第2セット第10ゲームでブレークに成功し、セットオールに追いついていたチブルコワは、自らのサーブが積極的ではなかったために第1セットを落としてしまったとしている。
「第2セットは開き直ってセカンドサーブでも攻めました。何も失うものがなかったのが功を奏しました。」と、チブルコワは逆転の秘訣を語っている。
今大会で優勝すると、ツアー最終戦の出場権獲得することになっていた第3シードのM・バルトリ(フランス)であったが、この日に予定されていたE・ヴェスニナ(ロシア)との試合前にウィルスによる疾患を理由に棄権、コートに立つことなく敗れることとなった。
無念の決断を下したバルトリは「体が休息を必要としています。本当に最後までトライしましたが、昨日の試合の途中から気分が良くなかったのです。」とコメントを残している。
思わぬ形でのベスト4進出となったヴェスニナは、準決勝でチブルコワと対戦する。
もう一方の準決勝では、K・カネピ(エストニア)とL・サファロバ(チェコ共和国)が対戦する。カネピは第6シードのS・クズネツォワ(ロシア)に6-1, 6-2で、サファロバはV・ドゥシェヴィナ(ロシア)に6-4, 6-4で勝利、ベスト4入りを果たしている。
今大会の優勝賞金は11万8500ドル。
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