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男子テニスのシニアツアーであるAEGONマスターズ・テニス（英国/ロンドン、ハード）は３日、シングルス３試合が行われ、Ｊ・マッケンロー（アメリカ）がＨ・ルコント（フランス）に6-3, 6-1のストレートで勝利、決勝進出を決めた。

この日の勝利で２勝１敗としたマッケンローは、レジェンド部門の決勝進出を決め、Ｐ・キャッシュ（オーストラリア）とタイトルを争うことになる。またナイトセッションではＴ・ヘンマン（英国）がＦ・サントロ（フランス）に6-4, 6-4のストレートで勝利、こちらも日曜日に行われる決勝に進出している。

「最初の試合に敗戦しながらも、ここで決勝に進出することができて素晴らしいよ。」とマッケンロー。「パットとは何度も対戦したし、お互いに似たプレースタイルが持ち味です。これまでの応援は素晴らしいし、ここでプレーするのは大好きです。」

ヘンマンとサントロの対戦では、お互いに積極的にネットプレーを仕掛けるなど、かつての現役時代に人気を博した理由を思い起こさせるプレーを見せてくれた。魔術師の異名でも親しまれたサントロは、第２セット第１０ゲームでヘンマンにブレークを許していた。

「彼はとてもユニークな選手ですし、彼のような選手に会えることはないでしょう。」とヘンマン。「ここのサーフェスは速いですから、サーブ＆ボレーには適しています。今は珍しいスタイルですから、見に来てくれたみんなを楽しませられたらいいね。」

日曜日に行われる決勝で、ヘンマンはＴ・エンクヴィスト（スウェーデン）と対戦する。

残る試合では、Ｍ・フィリプーシス（オーストラリア）がＧ・イバニセビッチ（クロアチア）に7-6, 6-2のストレートで勝利している。