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男子テニスツアーのカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、賞金総額102万4000ドル、ハード)は3日、シングルス1回戦10試合が行われ、第1シードのR・ナダル(スペイン)、第2シードのR・フェデラー(スイス)らシード勢が順当に2回戦に進出した。
この日の試合で世界ランク2位のナダルは、P・コールシュライバー(ドイツ)に6-3, 6-7 (2-7), 6-3と、2時間32分のフルセットで勝利している。
昨シーズンの終盤では左肩の怪我に悩まされていたナダルは、第1セットを先取したものの、第2セットではネットプレーを仕掛けてきたコールシュライバーに反撃を許し、タイブレークの末にセットオールに追いつかれる。
第3セットでもコールシュライバーに先にブレークを許したナダルであったが、すぐさまブレークバックに成功すると、ゲームカウント3−1とリード、その後はサービスゲームをキープして勝利した。
試合後のインタビューでナダルは「自分にとっては、とても前向きな試合でした。第1セットはとても良いプレーだったと思います。良くなかったのは、第2セットの序盤とタイブレークの直後だけです。それ以外は、とても堅実なプレーでした。」とコメントしている。
またナダルは、コールシュライバーが自身のランキングよりも良いプレーをすることから、初戦としてはタフな試合であったことを認めている。
一方で世界ランク3位のフェデラーは、昨年の今大会決勝でも対戦しているN・ダビデンコ(ロシア)に6-2, 6-2のストレートで快勝、わずか54分で2回戦に進出している。
試合を通して18本のウィナーを決めていたフェデラーは「新しいシーズンの初戦としては良い試合でした。僕は本当に良いプレーをしましたが、ニコライは自分のリズムが掴めなかったようです。だけど、そういう時でも僕は勝利してきました。特に彼のようなトップ選手が相手の時には。」と勝因を語っている。
今大会の直前に行われていたエキシビションでは、世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)とナダルに連敗を喫していたフェデラーであったが、その時と比べてプレーの質が上がっていることに満足しているようだ。
「フォアもバックも効果的でした。サーブも良いバリエーションでしたし、先週とは違いました。こういうプレーができるようになって満足しています。ここにきて調子も上がっていますし、コンディションも合っているようです。」
この他のシード勢では、第3シードのJW・ツォンガ(フランス)がM・ジャジリを7-6 (7-5), 6-7 (5-7), 6-1で、第4シードのG・モンフィス(フランス)がR・マシャド(ポルトガル)に7-5, 6-3で勝利している。
この他の試合の結果は以下の通り。
M・ヨージニ(ロシア) (7) ○-× E・ガルビス(ラトビア), 6-4, 6-7 (4-7), 6-2
D・グレメルマイヤー(ドイツ) ○-× P・スタラーチェ(イタリア), 6-3, 6-2
M・バッヒンガー(ドイツ) ○-× R・バウティスタ=アグ, 6-3, 6-4
G・ゼミヤ(スロバキア) ○-× S・ブブカ, 4-6, 6-1, 6-1
I・カルロビッチ(クロアチア) ○-× S・スタコフスキ(ウクライナ), 6-7 (1-7), 6-2, 7-6 (7-3)
G・ガルシア=ロペス(スペイン) ○-× P・アンジャー(スペイン), 6-2, 2-6, 6-3
今大会の優勝賞金は17万5380ドル。
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