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女子テニスツアーのアピア国際女子（オーストラリア/シドニー、賞金総額６１万８０００ドル、ハード）は８日、シングルス１回戦２試合が行われ、Ｌ・サファロバ（チェコ共和国）がＡ・イバノビッチ（セルビア）に7-6 (7-5), 6-2のストレートで勝利、２回戦に進出した。

２００８年の全豪オープンで準優勝を飾っている世界ランク２２位のイバノビッチは、先週行われたブリスベン大会では２回戦でＫ・クレイステルス（ベルギー）に敗れており、１６日から開幕する全豪オープンを前に３試合しか調整できなかったことになる。

お互いにサービスキープで突入した第１セットのタイブレーク、５−５の場面でイバノビッチはスマッシュをミス、サファロバにセットポイントのチャンスを献上していた。

「試合を通してあのポイントを頭の中で繰り返してました。あれがターニングポイントでした。」とイバノビッチはミスを悔やんだ。

大事な前哨戦で満足な結果を残せなかったイバノビッチは、このままメルボルン入りし、全豪オープンに備えるようだ。

「調整する時間は十分にありますが、自分のプレーができていない感覚があります。練習時間があるのは良いことです。良いオフシーズンを過ごしましたし、調子を上げていきたいです。」とイバノビッチは全豪オープンへの意気込みを語っている。

この他の試合では、Ｊ・ドキッチ（オーストラリア）がＩ・ホランド（オーストラリア）を6-0, 6-0のダブルベーグルで圧倒したほか、第３シードのＤ・チブルコワ（スロバキア）とＳ・ポン（中国）の対戦は、チブルコワが6-2, 4-6, 4-3とリードした場面で降雨のために中断、翌日に順延となっている。

今大会の優勝賞金は１０万７０００ドル。