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リーが2連覇へ向けて好発進◇アピア国際女子

女子テニスツアーのアピア国際女子(オーストラリア/シドニー、賞金総額61万8000ドル、ハード)は、大会2日目の月曜日にシングルス1回戦12試合が行なわれ、前年度チャンピオンで第4シードのN・リー(中国)E・マカロバ(ロシア)に6-0, 6-3の快勝、大会2連覇へ好スタートを切った。

世界ランク5位のリーは、昨年の全仏オープンで初のグランドスラム優勝を飾り、中国人女子選手としての新しい歴史を刻んだ。この日は同54位のマカロバに対し、第1セットでは第1サーブを94%の確立で入れて、うち80%の確立でポイントを取るなど、自身のサービスゲームではわずか4ポイントしか落とさず、マカロバのサーブも全てブレークするなど、シーズン最初の試合としては完璧な出だしを飾った。

第2セットに入ると第1サーブの入りが54%に落ちると、マカロバに初めてブレークを許してしまう。しかし好調のリーは、逆にマカロバから2度のブレークに成功するなど終始試合の主導権を握り、わずか66分で勝利を決めた。

「今日はとても良いプレーが出来ました。特に第1セットはマカロバに彼女のベストのテニスをさせませんでした。体の動きにも満足していますが、サービスはもう少し改善する必要があるでしょう。第2セットに入ってからサーブのリズムを崩してしまいましたから。」とリーは試合を振り返っていた。

昨年の今大会で優勝を飾ったリーは、その後の全豪ではK・クレイステルス(ベルギー)に敗れはしたものの、中国人女子選手として初めてグランドスラム決勝の舞台に立ち、その後の全仏での優勝へと繋がるなど、今大会はブレークのきっかけとなった大会だった。

しかし「去年のシーズンは終わりました。2011年に自分が達成した事は考えてはいません。つまり、今は誰もが現時点でしなければならない事をしっかり考えなければならないからです。」とリーは、新しいシーズンへ気持ちを切り替えていることを試合後に語っていた。

その他の上位シード勢では、第3シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)S・ボーゲル(スイス)を6-2, 6-1の快勝で退けたが、昨年のUSオープン覇者で地元期待の第5シードのS・ストザー(オーストラリア)F・スキアボーネ(イタリア)の前に2-6, 4-6のストレートで敗れ、早くも大会を去る結果となってしまった。

「フランチェスカ(スキアボーネ)はとても攻撃的なプレーをしていました。自分もそうしようと試みましたが上手く行きませんでした。開幕戦でも2回戦敗退で、今大会も初戦負け。でもコーチからは、去年の出だしも同じようだったけれど、全豪では徐々にプレーが良くなった事を思い出させてもらいました。全豪まで1週間あります。今年も去年と同じようにな流れになるよう努力します。」とストザーは前向きに語っていた。

勝ったスキアボーネは「彼女をコントロールすることは不可能。何をして来るか全く分からないのです。彼女は強くて素早いし、終始プレッシャーをかけてくる。コートの内側へ入り込むと、もう手に負えません。それでも今日は、攻撃的なプレーを続けることが出来ました。彼女はベストのプレーではなかったようです。それでもスコア以上の厳しい試合でした。」とストザーとの試合について語った。

今大会の第1シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)と第2シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)は1回戦が免除されており2回戦から登場する。

現在世界ランク1位のウォズニアキは今大会の結果次第では同2位のクヴィトバにその座を奪われる可能性がある。今大会へ出場する前に両者はオーストラリアはパースで行なわれた国別対抗戦のエキシビションであるヒュンダイ・ホップマン・カップに祖国を代表して出場していた。

男女1名ずつで争うその大会で、クヴィトバはT・ベルディフ(チェコ共和国)と組みチェコ共和国を優勝へ導いていた。その予選ではウォズニアキと直接対決しており、7-6 (7-4), 3-6, 6-4でクヴィトバに軍配が上がっていた。

世界ランク1位について尋ねられたクヴィトバは「これまでも何度も聞かれていますが、未だにその質問ばかり聞かれます。毎回毎回、何て答えたら良いのか分からなくなります。とにかく言えることは、1位の座のことだけに集中しているわけではないと言う事です。」と、ランキングだけにとらわれずに自身のテニスに集中しているようだった。

一方のウォズニアキも世界ランクの事は気にせず、ただ単にベストのプレーをする事に集中していると語る。

「全く気にしていません。正直、考えていないのです。ただベストのテニスをする、それがテニス選手というものです。ペトラ(クヴィトバ)も私も、この若さで達成した事をエンジョイしています。彼女はウィンブルドンを制し、私は64週も世界1位にいます。それだけで素晴らしい事です。とにかく今は自分のテニスに集中する事です。」

ウォズニアキはS・ポン(中国)を6-2, 4-6, 6-4で下したD・チブルコワ(スロバキア)と、クヴィトバは予選勝者のS・アービッドソン(スウェーデン)を6-1, 6-1で一蹴したラッキー・ルーザーのA・ドゥルゲル(ルーマニア)と、それぞれ火曜日の2回戦で対戦する。

この日行なわれたその他の試合結果は以下の通り。

S・クズネツォワ(ロシア) ○-× V・ズヴォナレーワ(ロシア) (6), 6-1, 6-2
A・ラドワンスカ(ポーランド) (7) ○-× U・ラドワンスカ(ポーランド), 6-1, 6-1
M・バルトリ(フランス) (8) ○-× P・エルコグ(スロベニア), 6-3, 6-3
J・ヤンコビッチ(セルビア) ○-× J・ジョルジュ(ドイツ), 6-1, 3-1, 途中棄権
D・ハンチュコバ(スロバキア) ○-× R・ビンチ(イタリア), 7-5, 6-2
A・ペトコビッチ(ドイツ) ○-× A・パブリュチェンコワ(ロシア), 6-2, 6-3
C・シーパース(南アフリカ) ○-× M・シンク(ハンガリー), 6-4, 6-2

今大会の優勝賞金は10万7000ドル。

(2012年1月10日10時26分)

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