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男子テニスツアーのアピア国際男子(オーストラリア/シドニー、賞金総額43万4250ドル、ハード)は10日、シングルス2回戦8試合が行われ、第1シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)がL・クボット(ポーランド)に6-4, 6-2のストレートで快勝、ベスト8に進出した。
試合を通して4本あったブレークピンチを全て切り抜けたデル=ポトロは、第1セットで1度、第2セットでは2度のブレークに成功、1時間35分で試合を決めた。
今大会の上位4シード選手は1回戦が免除されているため、この日の2回戦が初戦となったデル=ポトロは「お互いにとってタフなコンディションでした。第1セットはサーブだけに集中し、そこからチャンスを見出していきました。長いラリーが本当に難しかったのです。」と、試合を感想を述べている。
昨シーズンは一時、怪我の影響で485位までランキングを落としていたデル=ポトロであったが、2大会でタイトルを獲得するなど見事に復活、11位でシーズンを終えていた。
準々決勝でデル=ポトロは、M・バグダティス(キプロス)と対戦する。バグダティスはこの日、M・エブデン(オーストラリア)に3-6, 7-5, 7-6 (7-3)の逆転で勝利、何とかベスト8入りを果たしている。
今大会では2010年に優勝しているバグダティスは、ファイナルセットのタイブレークでは序盤でミニブレークに成功すると、そのリードを守りきり、2時間12分でエブデンを振り切った。
この他の試合では、予選から勝ち上がってきたB・レイノルズ(アメリカ)が第2シードのJ・アイズナー(アメリカ)を3-6, 6-4, 6-3で破る波乱が起きている。
風が強いコンディションで行われた試合、第2セット第10ゲームでこの試合初めてのブレークに成功するとともに、セットオールに追いついたレイノルズは、第3セットでも風にペースを乱されることなくプレーを続け、世界ランク17位のアイズナーを1時間52分で下した。
第3シードのR・ガスケ(フランス)はF・フォニュイーニ(イタリア)に6-2, 6-1と、わずか56分で快勝している。試合を通して全てのサービスゲームをキープしたガスケは、各セット2度のブレークに成功していた。
この他の試合の結果は以下の通り。
J・ベネトー(フランス) ○-× F・ロペス(スペイン) (4), 6-3, 6-4
A・ボゴモロフJR(アメリカ) 〇-× V・トロイキ(セルビア) (5), 7-6 (7-5), 6-4
J・ニエミネン(フィンランド) ○-× R・シュティエパネック(チェコ共和国) (8), 7-6 (7-5), 5-7, 6-1
D・イストミン(ウズベキスタン) ○-× R・スウィーティング(アメリカ), 6-2, 6-1
今大会の優勝賞金は7万8360ドル。
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