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男子テニスツアーのアピア国際男子(オーストラリア/シドニー、賞金総額43万4250ドル、ハード)は11日、シングルス準々決勝4試合が行われ、ノーシードのM・バグダティス(キプロス)が第1シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に7-6 (9-7), 6-4のストレートで勝利、準決勝に進出した。
「今日は素晴らしいテニスができました。」とバグダティス。「自分のプレーに満足していますし、素晴らしい勝利です。自分は誰にでも勝てると思います。もし自分が今のようなアグレッシブなプレーを続け、今日のようなプレーができれば、もっとランキングが高い選手にも勝てるでしょう。」
2009年のUSオープン覇者であるデル=ポトロは、第1セット5−4の場面でサービング・フォー・ザ・セットのチャンスが、さらに第1セットのタイブレークでも6−4と2本のセットポイントがあったにも関わらず、バグダティスからセットを奪いきれず、1時間40分で敗退となった。
試合後の会見でデル=ポトロは「マルコスは重要な場面で、本当に良いプレーをしていたと思います。第1セットでチャンスがありましたが、それを生かせませんでした。チャンスを掴むことができないでいて、対戦相手がマルコスのような選手だと負けてしまいます。試合終盤の彼は自信に溢れていて、フォアでもバックでもウィナーを決めてきました。」と、敗戦を振り返っていた。
今シーズンの開幕戦となったブリスベンでは、ベスト8という成績を残していた26歳のバグダティスは、昨年9月以来となるツアー決勝進出を懸けてJ・ベネトー(フランス)と対戦する。ベネトーはこの日、A・ボゴモロフJR(アメリカ)を6-2, 6-4で破り、ベスト4進出を決めている。
もう一方の準決勝は、D・イストミン(ウズベキスタン)とJ・ニエミネン(フィンランド)という予選勝者同士の対戦となる。
世界ランク67位のイストミンはこの日、第3シードのR・ガスケ(フランス)を6-4, 7-6 (7-4)のストレートで破る番狂わせでベスト4に進出した。一方のニエミネンは、同じく予選から勝ち上がってきたB・レイノルズ(アメリカ)に6-3, 6-3で勝利している。
今大会の優勝賞金は7万8360ドル。
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