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男子テニスツアーの南フランス・オープン（フランス/モンペリエ、賞金総額３９万８２５０ユーロ、ハード）は３日、シングルス準々決勝４試合が行われ、第１シードのＴ・ベルディフ（チェコ共和国）がＮ・マウー（フランス）に6-3, 6-4のストレートで勝利、準決勝に進出した。

第１セットでは２本しか凡ミスを犯さないプレーでマウーを圧倒したベルディフであったが、第２セットでは序盤でブレークを許してしまい、ゲームカウント０−３とリードを奪われてしまう。

しかし、ここから５ゲームを連取して試合の流れを取り戻したベルディフは、７４分でマウーを下し、ベスト４進出を決めた。

この試合で１４本のサービスエースを決めたベルディフは「全てが上手くいきました。これで２連勝です。僕の試合でとても重要なのはサーブです。集中力を少し切らして、ブレークされたとき以外は、とてもサーブが効果的でした。ストレートで試合を終わらせられて、満足しています。」と、試合の感想を述べている。

全豪オープンでは準々決勝でＲ・ナダル（スペイン）に敗れているベルディフは、Ｐ・コールシュライバー（ドイツ）と準決勝で対戦する。第７シードのコールシュライバーは、第４シードのＲ・ガスケ（フランス）を6-2, 3-6, 6-3のフルセットで破っての４強入りを決めている。

もう一方の準決勝では第２シードのＧ・シモン（フランス）と第３シードのＧ・モンフィス（フランス）という地元勢同士の対戦となった。

シモンはＧ・ルファン（フランス）を7-6 (8-6), 6-7 (2-7), 6-2で、モンフィスは第８シードのＪ・ニエミネン（フィンランド）を6-3, 6-3で下し、準決勝に進出している。

今大会の優勝賞金は７万１９００ユーロ。