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男子テニスツアーのABNアムロ世界テニス・トーナメント（オランダ/ロッテルダム、賞金総額１２０万７５００ユーロ、ハード）は１３日、シングルス１回戦が行われ、ノーシードのＰ・Ｈ・マチュー（フランス）が第４シードのＦ・ロペス（スペイン）に4-6, 7-6 (7-5), 6-4の逆転で勝利、２回戦に進出する波乱が起きた。

かつては世界ランク１２位を記録したマチューであるが、２０１１年を膝の怪我のために棒に振っており、現在のランキングは７３３位まで落ち込んでいた。

しかしこの日は同１５位のロペスに２時間５０分の接戦で競り勝ち、見事な２回戦進出となった。

復帰までのリハビリの期間で、ハードトレーニングに励んでいたマチューは「良いカムバックだった。」と試合を振り返っている。

この他の試合では、マチューの同胞である第５シードのＲ・ガスケ（フランス）がＦ・チポッラ（イタリア）に6-3, 1-6, 6-1で勝利しているほか、Ｊ・ウタ-ガルング（オランダ）がＩ・リュビチッチ（クロアチア）に7-6 (8-6), 6-3で、Ｌ・クボット（ポーランド）が第６シードのＡ・ドルゴポロフ（ウクライナ）がに6-7 (4-7), 6-4, 6-2で勝利している。

今大会の優勝賞金は２９万５５０ユーロ。