男子テニスツアーのABNアムロ世界テニス・トーナメント（オランダ/ロッテルダム、賞金総額１２０万７５００ユーロ、ハード）は１４日、シングルス１回戦６試合が行われ、第７シードのＶ・トロイキ（セルビア）が主催者推薦で出場のＴ・デ=バッカー（オランダ）を7-6 (8-6), 6-0のストレートで撃破、２回戦に進出した。
「僕ら２人にとって序盤はタフでした。デ杯から直接やってきたからね。」とトロイキ。「第１セットはラッキーだったよ。彼は良いプレーをしていたけど、セットポイントのチャンスを生かせなかった。第２セットからはプレーが良くなりました。２回戦に進出できて満足しています。」
２００７年の今大会チャンピオンであるＭ・ヨージニ（ロシア）は、同胞であるＩ・クニツィン（ロシア）に6-0, 6-7 (4-7), 6-0と出入りの激しい内容ながらも勝利している。
世界ランク３１位のヨージニは、第２セットこそタイブレークの末に落としたものの、試合を通して７度のブレークに成功、１時間４４分で同７９位のクニツィンを振り切った。
タイトルを獲得した２００７年には準決勝でＮ・ジョコビッチ（セルビア）を下しているヨージニは、２回戦で第１シードのＲ・フェデラー（スイス）とＮ・マウー（フランス）の勝者と対戦する。
この他の試合の結果は以下の通り。
Ｐ・コールシュライバー（ドイツ） ○-× Ｍ・グラノジェルス（スペイン） (8), 6-1, 1-6, 6-4
Ａ・セッピ（イタリア） ○-× Ｒ・デフェスト（南アフリカ）, 1-6, 7-6 (7-5), 6-2
Ｊ・ニエミネン（フィンランド） ○-× Ｉ・シスリング, 6-1, 6-7 (7-9), 7-5
Ｎ・ダビデンコ（ロシア） ○-× Ｒ・ハース（オランダ）, 7-5, 6-2
今大会の優勝賞金は２９万５５０ユーロ。
（2012年2月15日10時49分）
