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社団法人日本プロテニス協会が主催するジュニアイベント『ニュージェネレーションテニス・ジュニアスカウトキャラバン』の全国大会は19日、福岡県北九州市の三萩野庭球場で実技審査が行われ、最優秀選手が選出された。
土曜日に行われた体力測定に続き、この日はラケットを使用しての実技審査が行われ、フォアハンド、バックハンド、サーブ、そしてポイントラリーの4種目の結果でジュニア選手の選抜が行われた。
審査前には田村伸也審査委員長から「全力を尽くすことを忘れないこと。」とジュニアたちへエール。その言葉通りに150名近い参加者たちが、最優秀選手を目指して各競技に励んだ。
初日の体力審査に続き、この日も審査員には右近憲三、山本育史、本村剛一(日本)、岩渕聡(日本)、佐藤哲哉、小畑沙織(日本)、米村知子(日本)ら、豪華な顔ぶれが揃い、コート11面を使用して審査が行われた。
この日の審査は午前中だけで終了し、午後は各コートで審査を務めたプロたちによるクリニックが行われ、ジュニア選手たちはプロから直接指導受けるまたとない機会に興奮した様子。
およそ90分のクリニックの後には表彰式が行われ、低学年からは三井駿介くんと南成星くんが、高学年からは永田杏里さんと上田夏帆さんが最優秀選手に選ばれ、各選手はJPTAの育成プログラムへの参加のほか、メーカーからテニス用品のサポート、また高学年の選出者には海外遠征などが贈られた。
JPTAの佐藤直子(日本)理事長は今回のイベントに関して「大成功。子供たちの一生懸命な姿が見れた。自然に上手に打つ子が多く、そういった子たちを上手に育てていかないと。」と、ジュニア育成についてコメントしている。
表彰式では長年に渡りこのイベントに関わってきた田村伸也審査委員長から「練習は全てに勝る」と、参加した子供たちにエールが送られ、第14回の『ニュージェネレーションテニス・ジュニアスカウトキャラバン』が幕を下ろした。
以下、入賞者たちのコメント。
三井駿介
「去年は優秀選手で悔しかったけど、今年は最優秀選手に慣れて嬉しい。これから練習をたくさんがんばって、もっと強くなりたい。」
南成星
「これから錦織圭(日本)のような選手になって、ウィンブルドンで優勝したい。」
永田杏里
「結構、難しいと思っていたけど、名前が呼ばれた瞬間は嬉しかった。また合宿でいろいろなコーチに教わったり、海外遠征に行きたいと思っていた。」
上田夏帆
「選ばれると思わなかったので、本当に嬉しかったです。名前を呼ばれてびっくりした。去年は優秀選手だった。海外の選手と打つことはなにので、海外遠征が楽しみ。」
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