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男子テニスツアーのクラロ杯（アルゼンチン/ブエノス・アイレス、賞金総額４８万４１００ドル、クレー）は２２日、シングルス２回戦４試合が行われ、第４シードの錦織圭（日本）がＶ・ハネスク（ルーマニア）に3-6, 7-5, 6-1で勝利してベスト８に進出、準々決勝でＳ・ワウリンカ（スイス）と対戦することとなった。

元世界ランク９位のワウリンカはこの日、Ｂ・パイユ（フランス）を6-3, 5-7, 6-2で下している。

今大会の１回戦で元王者のＪ・Ｃ・フェレーロ（スペイン）にフルセット勝ちを収めていた錦織は、第１セットを世界ランク９３位のハネスクに奪われたものの、第２セット以降で４度のブレークに成功、２時間１３分で逆転した。

先月行われた全豪オープンで日本男子としてオープン化以降初となるベスト８進出を果たしていた錦織は、自己最高となる世界ランク１７位として今大会に出場している。

この他の試合では、第１シードのＤ・フェレール（スペイン）がＦ・バグニスに6-3, 6-4で勝利しているほか、今年３月限りでの現役引退を表明しているＦ・ゴンサレス（チリ）がＡ・ラモス（スペイン）に7-6 (8-6), 7-6 (7-5)で勝利している。

今大会の優勝賞金は８万２９００ドル。