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女子テニスツアーのモンテレイ・オープン（メキシコ/モンテレイ、賞金総額２２万ドル、ハード）は２４日、雨の影響で試合の開始が遅れたもののシングルス準々決勝４試合が行われ、第２シードのＳ・エラーニ（イタリア）らベスト４が出揃った。

この日の試合で世界ランク３６位のエラーニは、Ｍ・ミネッラ（ルクセンブルグ）を6-1, 6-2と６６分で一蹴、ベスト４進出を決めている。オープニングゲームこそミネッラにキープされたエラーニだったが、そこから１０ゲームを連取して一気に試合の流れを掴んでいた。

キャリア通算３勝目を狙うエラーニは「今年は自分のプレーにとても良い感触がありますし、このタイトルまであと２勝になりました。しかし、全てがタフなので、明日の準決勝に集中したいと思います。」と、タイトルへの思いを語っている。

エラーニは準決勝でＴ・バボスと対戦する。１８歳のバボスはＰ・メイヤー（オーストリア）を6-4, 6-2で破り、２週連続となるツアー大会でのベスト４進出を果たしている。

この他の試合では、第６シードのＧ・アーン（ハンガリー）がＮ・ブラチコワ（ロシア）に6-1, 7-6 (8-6)で、Ａ・カダントゥ（ルーマニア）が第８シードのＬ・ドミンゲス=リノ（スペイン）に6-2, 6-0で勝利、それぞれ準決勝に進出している。

今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。