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女子テニスツアーのモンテレイ・オープン(メキシコ/モンテレイ、賞金総額22万ドル、ハード)は25日、シングルス準決勝2試合が行われ、T・バボスが第2シードのS・エラーニ(イタリア)を6-4, 6-7 (3-7), 6-4の接戦で撃破、自身初となるツアー大会での決勝進出を果たした。
世界ランク107位のバボスは同36位のエラーニから第1セットを先取すると、第2セットでも4−2、5−3とリードを奪いサービング・フォー・ザ・マッチのチャンスを迎える。しかし6−5でもチャンスを逃したバボスは、タイブレークの末にエラーニに追いつかれてしまう。
再三のチャンスを逃したバボスであったが、第3セットでも2度のブレークに成功、2時間27分でエラーニを振り切った。
「エラーニのように堅実なうえに経験がある選手との対戦は大変です。」とバボス。「第2セットではサービング・フォー・ザ・マッチが2回ありましたが、そこで終わらせられませんでした。そこからもう1セットをプレーするのはタフでしたが、何とか勝てました。」
この日の試合で11本ものサービスエースを決めていたバボスは、決勝でA・カダントゥ(ルーマニア)と対戦する。ノーシードのカダントゥはこの日、第6シードのG・アーン(ハンガリー)を6-2, 4-6, 7-5と、こちらもフルセットで破っている。
第1セットは21歳のカダントゥがあっさり先取したものの、第2セットはアーンが反撃に転じセットオールに追いつく。ファイナルセットではアーンが5−3の30−0とリードを奪うが、ここからカダントゥが4ゲームを連取、2時間36分で自身初のツアー決勝進出を決めた。
世界ランク110位のカダントゥは「叫ぶべきなのか、泣くべきなのか分かりません。上手くなるように頑張ってきましたし、ここで良いプレーができています。モチベーションを与えてくれますし、何を考えればいいのかも分かりません。」と、試合後に決勝進出の喜びを語っている。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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