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アザレンカが快勝、8強が出揃う◇BNPパリバ・オープン女子

女子テニスツアーのBNPパリバ・オープン女子(アメリカ/インディアンウェルズ、賞金総額553万6664ドル、ハード)は火曜日にシングルス4回戦8試合を行い、世界ランク1位で第1シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)が第14シードのJ・ジョルジュ(ドイツ)を6-3, 6-1の快勝で退けベスト8入りを果たすと同時に、今季の成績を負け無しの20連勝とした。

今大会の初戦だった2回戦でアザレンカは、M・バーテル(ドイツ)に敗戦目前の崖っぷちまで追い込まれ、3時間に渡る接戦の末勝利を上げていた。その後はギアを上げて、3回戦のS・クズネツォワ(ロシア)にはわずか3ゲーム、この日もジョルジュに4ゲームしか与えない完璧なプレーで女王らしさを見せた。

この日の試合でアザレンカは、第1、第2セットともに、1度のブレークをジョルジュに許すも3度のブレークを奪うなど、ジョルジュに思うようなサービスゲームを展開させず、試合を通して主導権を握っていた。

今季ここまで、開幕戦のシドニー、全豪オープン、その後のドーハと出場3大会全てで優勝しているアザレンカは、各大会での違ったコンディションへの対応能力の高さを問われ「一番大切な事は対応する事です。例えば、この大会も来週のマイアミやドーハ、全豪などとは違うプレーをしなければなりません。状況に対応して順応する事と、そこでの状況と試合の日の状況でベストのプレーが出来るような準備をする事なのです。」と、各大会へ向けての心構えの高さを語った。

アザレンカは準々決勝で第5シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)と対戦する。ラドワンスカはこの日、主催者推薦で快進撃を続けていたJ・ハンプトン(アメリカ)と対戦したが、6-3, 4-6, 3-0とリードした所で、ハンプトンが痙攣を起こし試合続行が不可能となり途中棄権を申し入れての準々決勝進出となった。

ラドワンスカは「彼女が倒れた時、痙攣を起こしているのが見えました。痙攣を起こすのはとても辛いことですが、そこからまたプレーを再開することは、もっと大変なことなのです。彼女はここまで素晴らしい試合をして来て、とても良いテニスをしていたのでとても残念に思います。特に第2セットは苦しめられました。」と、ハンプトンが痙攣を起こした時の状況を語っていた。

加えて「彼女はとても上手くボールを打っていて、とても安定していました。サーブも良く、フットワークも素晴らしかった。痙攣が起きるまでは、本当に良いテニスをしていました。」とハンプトンを称賛していた。

アザレンカとラドワンスカは、これまでの対戦成績が8勝3敗だが、今シーズンはすでに3度の対戦があり、いずれもアザレンカに軍配が上がっている。

「今夜は特に何もせずに、治療とマッサージを受けて次の試合へ向けてしっかり準備をするだけです。」とラドワンスカ。「アザレンカとは何度も対戦していて、今年も既に3度試合をしています。彼女がどんなプレーをするかは分かっていますし、対戦が楽しみです。」

一方のアザレンカも「彼女とはいつも厳しい試合を強いられますが、また対戦することを楽しみにしています。彼女は常に何か違う事をやってくるのです。何をするか全く読めません。だから自分のテニスに集中して、彼女の事をあまり気にせずプレーするだけです。いつも対戦相手の事より、自分自身のプレーに徹しています。ラドワンスカは強いて言えば、マジシャンですね。」と、ラドワンスカについて語っていた。

その他、元世界女王に明暗が別れた。第2シードのM・シャラポワ(ロシア)は第21シードのR・ビンチ(イタリア)を6-2, 6-1と快勝で退けたが、第4シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)は第15シードのA・イバノビッチ(セルビア)に3-6, 2-6で破れ、大会2連覇は果たせなかった。

世界ランク2位のシャラポワは同22位のビンチに対し、第1セットは2度のブレークを許したものの、ビンチのサービスゲーム全てでブレークに成功。第2セットでは1度もブレークを許さなかったシャラポワは、このセットでも2度のブレークをビンチから奪い、わずか72分で一蹴してベスト8進出を決めた。

現在の女子テニスの中では珍しく、頻繁にネットへつめるプレースタイルのビンチに対してシャラポワは「今日はとても安定したプレーが出来ました。とても良いペースでプレーが出来たので、彼女が望むようにネットへ出ることをさせなかったのだと思います。」と、ビンチが得意とするプレーを封じての勝利だった。

シャラポワは第30シードのN・ペトロワ(ロシア)を6-1, 5-7, 6-2で下した第20シードのM・キリレンコ(ロシア)と、イバノビッチは第23シードのL・サファロバ(チェコ共和国)6-1, 6-4で倒した第7シードのM・バルトリ(フランス)と準々決勝で顔を合わせる。

その他の試合では、第8シードのN・リー(中国)K・ザコパロバ(チェコ共和国)を6-1, 6-0で圧倒、第18シードのA・クルベール(ドイツ)は第32シードのC・マーケイル(アメリカ)を6-3, 3-6, 7-6 (7-4)のフルセットで下してベスト8へ名を連ねた。

今大会の優勝賞金は100万ドル。

(2012年3月14日17時48分)

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