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第34回全国選抜高校テニス大会は27日、北九州国際テニスクラブで女子個人戦の決勝を行い、林恵里奈(仁愛女)が岩井綾音(秀明八千代)に6-4, 6-0のストレートで勝利、自身初となる個人戦での全国タイトル獲得を果たした。
前日に行われた団体戦決勝のシングルス1でも対戦していた林と岩井。砂入り人口芝で行われたその試合では、岩井が林を6-2, 6-1で圧倒していた。
しかし、ハードコートで行われた個人戦では試合の展開もがらりと変わり、林が接戦の末に第1セットを先取すると、「第2セットでは良い切り替えが出来た。」というようにリズムよくスピンボールを相手コートに打ち込み、岩井のミスを誘った。
試合後に「昨日の試合は自分のミスで負けた。」と語った林であったが、今日の勝利は「今でも信じられない。こんな感じに勝つとは思わなかった。」と喜びのコメント。
一方の岩井は「自分の苦手なところを突かれた。残念だけど課題が残った試合になった。」としながらも、「昨日までの疲れが残った状態でも準決勝に勝てたのは大きかった。」と手応えを感じていた。
決勝に先駆けて行われた準決勝では、林が加治遥(園田学園)を7-6 (7-2), 6-2で、岩井が安形玲耶(城西学園)に6-0, 1-6, 6-2で勝利していた。
この勝利で団体との2冠を達成した林は、今年のUSオープンジュニア予選のワイルドカードが与えられた。
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