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世界1位のアザレンカ、ついに敗れる◇ソニー・エリクソンOP女子

女子テニスツアーのソニー・エリクソン・オープン女子(アメリカ/マイアミ、賞金総額482万8050ドル、ハード)は28日にシングルス準々決勝2試合を行い、今季負け無しの世界ランク1位で第1シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)が第7シードのM・バルトリ(フランス)の前に、3-6, 3-6のストレートで敗退。今季開幕からの連勝を26で止められた。

これまでの両者の対戦でアザレンカは8勝2敗とバルトリを圧倒していたが、この日のバルトリは強力なサーブと鋭いリターンに加え、フォア、バックともダブルハンドから繰り出すフラットなグランドストロークが冴え、アザレンカを終始圧倒した。

試合開始から4ゲームを連取する好スタートを切ったバルトリ。その後アザレンカも1度ブレークバックに成功するも、5−3で迎えたバルトリのサービング・フォー・セットではアザレンカに1ポイントしか与えずしっかりキープし、そのセットを先取。

第2セットの第1ゲームでもいきなりアザレンカのサーブをブレークしたバルトリだったが、そこからアザレンカは3ゲームを連取する反撃に出た。しかし再び集中力を増したバルトリは、そこから実に5ゲームを連取し、1時間37分でアザレンカから勝利をあげた。

「第2セットの序盤で、少し疲労を感じてしまいました。それでももう1度自分をプッシュして、終始前向きな姿勢を維持するように心掛けました。恐らく彼女(アザレンカ)はちょっと膝を痛めていたようで、試合の終盤は辛かったと思います。それでも今日の自分のプレーには満足していますし、今日の勝利は最高です。」とバルトリは試合を振り返り、喜びを語っていた。

加えて「今夜の試合の鍵は、信じる事でした。過去に彼女から勝利した事もありますし、負けた時も接戦を演じていました。ですから、チャンスはあると信じていたのです。」と精神的な勝因も分析していた。

敗れたアザレンカは「私も人間です。スーパーウーマンではありません。そうありたいですけど、そうではありません。もちろん残念でなりません。敗戦の後は誰でもそうでしょう。それでもここ数ヶ月で自分が成し得た事は、とても誇りに思います。」と、苦笑いを浮かべながら敗戦を受け止めていた。

これでバルトリは、世界ランク1位の選手から3度目の勝利となった。過去の2回の勝利はいずれもグランドスラムで飾っており、2007年のウィンブルドンの準決勝でJ・エナン(ベルギー)を、2009年の全豪オープンの4回戦でJ・ヤンコビッチ(セルビア)を下していた。

そのバルトリが決勝進出を懸けて準決勝で対戦するのが、第5シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)で、この日の試合では主催者推薦で出場のV・ウィリアムズ(アメリカ)を6-4, 6-1のストレートで退けていた。

試合は両者譲らず2度ずつのブレークを奪い合い、ラドワンスカが5−4リードからのヴィーナスのサービスゲームで、ゲームポイントがありながらも取り切れなかったヴィーナス。そのゲームで3度目のブレークを許し、そのままセットを奪われたヴィーナスは、そこから一気にミスを連発。

第2セットでは、1度もラドワンスカからブレークが奪えず、逆に3度ものブレークを許してしまう。安定したプレーを続けたラドワンスカは、1時間20分でヴィーナスを退け今大会初となるベスト4進出を決めた。

「彼女(ヴィーナス)は数ヶ月のツアー離脱を余儀なくされましたが、それでも偉大な選手です。彼女を下すには最高のテニスをする必要がありました。その準備は出来ていました。トップ選手と対戦する時は、大切なポイントでいかに集中出来るかが鍵なのです。今日はとても安定したプレーが、その大切なポイントで出来ました。素晴らしいショットも打てました。」と勝因を語るラドワンスカ。

「今日は最高のテニスが出来ず残念です。第1セットは辛抱強く競っていましたが、結果的に精神的な戦いでした。今日は精神的な部分を制する事が出来ませんでした。ラドワンスカのような選手には、前へつめるプレーをしつつ安定したショットを放つ必要があります。いつもは彼女のようなタイプの選手と対戦するのは好きなのです。しかし今日は彼女の方がより良いプレーをしていました。」とヴィーナスは敗戦を認めていた。

そのヴィーナスは、昨年のUSオープン期間中にシェーングレン症候群を診断されてからツアー離脱を余儀なくされ、復帰戦として臨んだ今大会。結果はベスト8だったが、これで現在の134位まで下げていたランキングも来週発表の世界ランクでは、90位前後へ浮上し、再びトップ100入りを果たす。

今大会の優勝賞金は71万2000ドル。

(2012年3月29日12時54分)

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