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男子テニスツアーの下部大会であるITFフューチャーズの甲府国際オープンテニス（山梨/甲府、賞金総額１万ドル、ハード）は３０日、シングルス準々決勝が行われ、第３シードの松井俊英（日本）は第８シードのＬ・フアンに6-7 (4-7), 7-6 (7-5), 3-6のフルセットで敗退、ベスト４進出はならなかった。

第１セット第２ゲームでブレークを許した松井であったが、その後にブレークバックに成功すると、このセットをタイブレークに持ち込む。しかし、このタイブレークを取りきることができず、フアンにセットを先制されてしまう。

第２セットでは第３ゲームでフアンにブレークを許した松井は、劣勢に立たされながらも第８ゲームでブレークバックに成功、その後は一進一退の展開となるが、このセットのタイブレークでは６−５から見事なサーブ＆ボレーを決め、セットオールに追いつく。

第３セットも第２ゲームでフアンが先にブレークに成功しリードを奪うが、直後の第３ゲームで松井がブレークバックに成功する。またしても接戦になるかと思われたが、このセットでは後半にフアンが一気に抜け出して勝利、ベスト４に進出した。

３週間連続で日本で行われているフューチャーズに出場しているフアンは、準決勝で第１シードの守屋宏紀（日本）と対戦する。

この日はダブルス準決勝２試合も行われており、Ｈ・ペン/佐藤文平（日本）組が遠藤豪（日本）/田川翔太（日本）組を7-6 (7-3), 4-6, [10-3]の接戦で退けているほか、Ｙ・チャン（中国）（台湾）/Ｘ・ガオ組がＮ・キルギオス/Ｌ・サヴィル組に7-6 (7-2), 6-3で勝利、ともに決勝進出を決めている。