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男子テニスツアーの米男子クレーコート選手権（アメリカ/ヒューストン、賞金総額４４万２５００ドル、クレー）は１０日、シングルス１回戦６試合が行われ、伊藤竜馬（日本）が添田豪（日本）に6-4, 7-5のストレートで勝利、２回戦に進出した。

この日の試合で世界ランク９８位の伊藤は、同７７位の添田に試合を通して４度のブレークを許したものの、それを上回る６度のブレークに成功、１時間５１分で初戦突破を決めた。

今年初めの全豪オープン以来となるツアー本戦レベルでの勝利となった伊藤は、２回戦で第４シードのＪ・モナコ（アルゼンチン）と対戦する。今大会の上位４シード選手は１回戦が免除されているため、モナコは２回戦からの登場となる。

昨年の今大会決勝で錦織圭（日本）を破り、自身初となるツアータイトルを手に入れていたＲ・スウィーティング（アメリカ）は、Ｒ・メロ（ブラジル）を6-3, 7-6 (10-8)で下し、２回戦に進出している。

第１セットを先取したスウィーティングは、第２セットのタイブレークで６−３とマッチポイントのチャンスを迎えるも、ここからミスを連発して６−６まで追いつかれる。しかし、最後の２ポイントを連取して勝利、１時間４８分で初戦を突破した。

この他の試合の結果は以下の通り。

Ｈ・ゼバロス ○-× Ａ・ウングル（ルーマニア）, 6-3, 6-3
Ｍ・ラッセル（アメリカ） ○-× Ｄ・ヒメノ=トラバー, 2-6, 7-5, 6-1
Ｐ・ロレンジ（イタリア） ○-× Ｗ・オディスニク（アメリカ）, 6-7 (3-7), 6-2, 6-3
Ｉ・クニツィン（ロシア） ○-× Ｘ・マリス（ベルギー）, 6-4, 6-2

今大会の優勝賞金は７万９８８０ドル。