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女子テニスツアーのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルド、賞金総額74万ドル、クレー)は25日、シングルス2回戦2試合が行われ、第2シードのM・シャラポワ(ロシア)と第4シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)がともに勝利、ベスト8に進出した。
今大会がクレーコート初戦となる世界ランク2位のシャラポワは、予選から勝ち上がってきたA・コルネ(フランス)と対戦、6-3, 1-0とリードした場面で肩を負傷したコルネが試合を途中棄権したため、ベスト8入りが決まった。
試合後にシャラポワは「こんな形で試合が終わって欲しくはありません。しかし、彼女はここですでに4試合をこなしていますし、肩に問題があるのは明らかでした。彼女のホームで行われる全仏オープンまで数週間というこの時期、彼女にとってコンディションを優先するのは大切なことです。」と、コルネの決断に理解を示していた。
世界ランク4位のラドワンスカはG・アーン(ハンガリー)に6-3, 6-4のストレートで勝利、女子ツアーでトップとなる今季27勝目を挙げた。
23歳のラドワンスカは、33歳と女子ツアーでもベテランのアーンに各セット1度ずつのブレークを許したものの、それを上回る2度ずつのブレークに成功、1時間18分で試合を決めていた。
「これが今年初めてのクレーコートでの試合でしたし、グレタはすでに数試合をこなしていましたから、いつも難しい試合になります。」とラドワンスカ。「クレーでは特に難しくなりますが、良い試合でしたし、自分のプレーにも満足しています。」
またツアートップとなる27勝目についてラドワンスカは「今シーズンが順調に進んでいることはとても満足しています。トップ選手とも良い試合をしましたし、文句のつけようもありません。クレーシーズンでは、もっと試合に勝てるように頑張ります。」とコメントを残した。
この日は残りのシングルス1回戦3試合も行われており、第6シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)とJ・ヤンコビッチ(セルビア)の元女王同士が対戦したが、ウォズニアキが6-3, 1-0とリードした場面でヤンコビッチが腰の痛みを訴えて棄権、ウォズニアキが2回戦に進出した。
「こんな形で勝ちたくはありませんでした。」とウォズニアキ。「タフなドローです。彼女は元世界ランク1位ですし、素晴らしいプレーをしています。マドリッドの大会までに彼女が回復することを祈っています。」
この他の1回戦では、M・バーテル(ドイツ)がA・イバノビッチ(セルビア)に7-5, 7-6 (7-4)で、A・アマンムラドワ(ウズベキスタン)がD・チブルコワ(スロバキア)に6-2, 5-7, 6-3で勝利している。
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