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女子テニスツアーの下部大会であるカンガルーカップ国際女子オープンテニス（岐阜/長良川テニスプラザ、賞金総額５万ドル、ハード）は４日、シングルス準々決勝が行われ、第１シードのクルム伊達公子（日本）が尾崎里紗（日本）に6-1 6-1のストレートで勝利、ベスト４に進出した。

現役復帰初戦となった２００８年の今大会では予選から勝ち上がり準優勝という好成績を残していたクルム伊達は、主催者推薦で出場の尾崎に２ゲームしか与えない内容で圧倒した。

準決勝でクルム伊達は、第６シードの奈良くるみ（日本）と対戦する。２００８年にはクルム伊達とともにダブルスでタイトルを獲得していた奈良は、Ｓ・ゼンを6-3, 4-6, 6-3で下し、ベスト４に進出している。

もう一方の準決勝では第４シードの瀬間詠里花（日本）と第８シードのＮ・ラーチワカーンが対戦する。この日の試合で瀬間はＬ・クンカムを3-6, 6-4, 6-3で、ラーチワカーンは6-3, 7-5で下し、ベスト４進出を決めている。

この日はダブルス準々決勝１試合も行われており、Ｃ・チャン（台湾）/Ｗ・シューの台湾ペアが第１シードのＹ・チャン（台湾）/Ｃ・デラクア（オーストラリア）組を6-4, 6-1で下して準決勝に進出、瀬間詠里花/瀬間友里加（日本）組と決勝進出を争うこととなった。