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女子テニスツアーの下部大会であるカンガルーカップ国際女子オープンテニス（岐阜/長良川テニスプラザ、賞金総額５万ドル、ハード）は６日、シングルス決勝が行われ、第１シードのクルム伊達公子（日本）が第８シードのＮ・ラーチワカーンに6-1, 5-7, 6-3のフルセットで勝利、見事タイトルを手に入れた。

２００８年にも今大会の決勝に進出していたクルム伊達であるが、その時はＴ・タナスガーン（タイ）に敗れて準優勝に終わっており、今回はうれしいタイトル獲得となった。

世界ランク７９位のクルム伊達は、今大会での優勝により７０のランキングポイントを獲得、目標としているロンドン五輪出場へ一歩前進した。

ダブルス決勝も行われており、第３シードのＪ・ペグラ/Ｓ・ゼン組がＣ・チャン（台湾）/Ｗ・シュー組に6-4, 3-6, [10-4]の接戦で勝利、タイトルを獲得している。