男子テニスの国別対抗戦であるパワー・ホース世界チーム・カップ（ドイツ/デュッセルドルフ、賞金総額８０万ユーロ、クレー）は２３日、日本対アルゼンチンの対戦が行われ、添田豪（日本）がＣ・ベルロク（アルゼンチン）に3-6, 4-6で敗れたため、日本はラウンドロビン２敗目を喫した。
前日のシングルスでは伊藤竜馬（日本）ががＬ・メイヤー（アルゼンチン）にストレート負けを喫していた日本は、添田が敗れた時点でチェコ戦に続く敗戦が決定した。最後に行われたダブルスでは、伊藤/佐藤文平（日本）組が登場したが、Ｊ・ブルゼジッキ（アルゼンチン）/Ｊ・Ｉ・チェラ（アルゼンチン）組に7-6 (7-3), 1-6, [7-10]の逆転で敗れている。
日本が属するレッドグループではチェコとアメリカの対戦も行われており、すでにシングルスで２勝を挙げていたチェコがダブルスでも勝利している。試合は、Ｆ・チェルマク（チェコ共和国）/Ｒ・シュティエパネック（チェコ共和国）組がＡ・ロディック（アメリカ）/Ｒ・ハリソン（アメリカ）組に7-6 (7-5), 5-7, [10-8]で勝利している。
ブルーグループでは地元ドイツのＰ・コールシュライバー（ドイツ）がＬ・ゾフコに6-2, 7-6 (7-2)のストレートで勝利、クロアチアを下している。
前日のシングルスではＦ・マイヤー（ドイツ）がＩ・ドディグ（クロアチア）に勝利したほか、ダブルスではＣ・キャス（ドイツ）/Ｐ・ペッツシュナー（ドイツ）組がドディグ/ゾフコ組に6-4, 1-6, [10-3]で勝利、３勝０敗としている。
ブルーグループもう一方の対戦となったセルビアとロシアの対戦はダブルス１試合だけが行われ、Ｄ・ツルスノフ（ロシア）/Ｉ・クニツィン（ロシア）組がＭ・ヤンコビッチ/Ｎ・ジモンイッチ（セルビア）組に7-5, 7-6 (8-6)で勝利したが、通算２勝１敗でセルビアの勝利となった。
（2012年5月24日12時37分）
