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テニスのグランドスラムである全仏オープン（フランス/パリ、クレー）は大会２日目の２８日、センターコートで女子シングルス１回戦が行われ、第１シードのＶ・アザレンカ（ベラルーシ）はＡ・ブリアンティ（イタリア）に6-7 (6-8), 6-4, 6-2の逆転で勝利、２時間１６分で初戦突破を決めた。

初めて第１シードとしてグランドスラムに臨んでいたアザレンカは、第１セットで先にブレークに成功したものの、ミスを散発するアザレンカに対しブリアンティもブレークで対抗する。

第１セットはお互いに３度のブレークに成功すると、タイブレークに突入。タイブレークではブリアンティが先手を奪うと、世界ランク１０５位のブリアンティがセットを先取する。

第１セットを奪ったブリアンティは、プレーが安定しないアザレンカから第２セット４−０とリードを奪うと、第５ゲームでもブレークチャンスを迎える。

しかし、このピンチを切り抜けたアザレンカは、これまでと打って変わり持ち前の思い切りの良いプレーを展開、一気に６ゲームを連取して試合を振り出しに戻す。

天王山となった第３セット、序盤は接戦が続いたものの中盤からアザレンカが一気に抜け出すと、ミスが増えてきたブリアンティを振り切り、逆転勝利を決めた。