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テニスのグランドスラムである全仏オープン（フランス/パリ、クレー）は大会２日目の２８日、センターコート第３試合で男子シングルス１回戦が行われ、第１シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）がＰ・スタラーチェ（イタリア）に7-6 (7-3), 6-3, 6-1のストレートで勝利、２回戦に進出した。

世界ランク１位のジョコビッチは、今大会で優勝すると史上８人目となる生涯グランドスラムを達成するばかりではなく、男子テニスでは４３年ぶりとなるグランドスラムでの４大会連続優勝の偉業達成となる。

第１セットはお互いにブレークチャンスがないまま進み、タイブレークへ。タイブレークでは中盤からジョコビッチが抜け出すと１本目のセットポイントをしっかりと決め、セットを先取する。

第２セットでも序盤はお互いにサービスキープとなったが、第５ゲームでジョコビッチがこの試合初めてのブレークに成功すると、第９ゲームでもブレークに成功、２セットアップとリードを広げる。

第３セットに入るとジョコビッチが勢いに乗り、１−１から一気に５ゲームを連取。ここまで粘りのプレーを続けていたスタラーチェを突き放し、２回戦進出を決めた。