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テニスのグランドスラムである全仏オープン（フランス/パリ、クレー）は大会７日目の２日、女子シングルス３回戦が行われ、第４シードのＰ・クヴィトバ（チェコ共和国）がＮ・ブラチコワ（ロシア）に6-2, 4-6, 6-1のフルセットで勝利、４回戦に進出した。

試合開始から２ゲームを連取したクヴィトバは、第１セット第３ゲームでブレークバックを許したものの、第４ゲームで再びブレークに成功すると、４−１とリード。さらに第８ゲームでこの日３度目のブレークに成功したクヴィトバがセットを先取する。

第２セットに入ると、ミスが増えてしまったクヴィトバに対し、世界ランク１０８位のブラチコワが試合の流れを掴み２度のブレークに成功。終盤で追い上げたクヴィトバだったが、第１０ゲームをキープしたブラチコワがセットオールに追いつく。

第３セット第１ゲーム、１５−４０のピンチからサービスキープしたクヴィトバが第２ゲームでブレークに成功、その後もサーブに助けられながらキープを続けたクヴィトバが逃げ切って勝利、２年連続となる４回戦進出を決めた。

敗れたブラチコワは、今年の全豪オープンで予選を勝ち上がりグランドスラム本戦に初出場を果たすと、３回戦まで勝ち上がっていた。