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女子テニスツアーのAEGONクラシック（イギリス/バーミンガム、賞金総額２２万ドル、芝）は１６日、シングルス準々決勝２試合が行われ、鄭潔（中国）がＲ・ビンチ（イタリア）に6-3, 5-7, 6-4のフルセットで勝利、ベスト４に進出した。

今大会は雨によってスケジュールの消化が遅れており、この準々決勝も２日間に渡って行われていた。

何とかベスト４入りを決めた鄭潔は「簡単ではありませんでした。２日間も試合をしましたし、私たちは１０回もウォームアップしています。勝ち進めて嬉しいです。昨日は6-3, 5-3でリードしていましたが、雨の後で緊張してしまいました。ここでは準決勝に進出したことがなかったので、どうしても勝ちたかったのです。」と、勝利の喜びを語っている。

この日も雨の影響で予定されていた試合が行われなかったが、第８シードのＥ・マカロバ（ロシア）が第１３シードの謝淑薇（台湾）に3-6, 6-3, 6-3の逆転で勝利、ベスト４に進出している。

残る準々決勝では、土居美咲（日本）と第５シードのＪ・ヤンコビッチ（セルビア）が、Ｍ・ウダン（アメリカ）とＩ・ファルコーニ（アメリカ）がそれぞれ対戦する。

試合の進行が遅れている結果、日曜日は準々決勝から決勝まで３試合を行うこととなった。またダブルスも同じく進行が遅れており、１日に３試合を行うという厳しいスケジュールとなっている。

今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。