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男子テニスツアーのユニセフ・オープン男子(オランダ/スヘルトヘンボシュ、賞金総額39万8250ユーロ、芝)は23日、シングルス決勝が行われ、第1シードのD・フェレール(スペイン)がP・ペッツシュナー(ドイツ)に6-3, 6-4のストレートで勝利、優勝賞金6万8220ユーロを手にするとともに、ウィンブルドンに弾みをつけた。
今大会では2008年以来となる2度目の優勝、キャリア通算15勝目を達成したフェレールは「ここで2回も優勝できて、とても嬉しいです。芝は自分にとって最悪のサーフェスなので、これは特別なタイトルです。クレーやハードの方が、自分のプレーが合っています。」と、喜びを語っている。
この日の試合でフェレールは、第1セットで1度だけブレークを許したものの、試合を通して3度のブレークに成功、わずか69分でペッツシュナーを退けた。
「タフな試合でした。鍵は自分のサーブでした。」とフェレール。「試合を通して良いサーブでした。今週で最高の試合でした。これまでの試合よりも、安定したプレーでした。」
一方のペッツシュナーは、今回で通算3度目のツアー決勝だったが、4年ぶりとなるタイトル獲得には至らなかった。しかし、今大会には世界ランク145位として出場していたペッツシュナーは、最新の世界ランキングでトップ100復帰を果たす見込み。
「彼は素晴らしい試合をしたと思います。彼は優勝にふさわしいし、彼がここでは最高の選手です。」とペッツシュナー。「今日はミスが多すぎました。もし彼に勝ちたかったら、最高のレベルでプレーする必要があります。だけど、今週には満足しています。とても良いテニスが出来ました。」
またペッツシュナーは、表彰式でのスピーチの際に賞金の一部をユニセフに寄付することを明言した。
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