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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝）は大会初日の２５日、男子シングルス１回戦が行われ、センターコートの第１試合に登場した第１シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）が、元王者のＪ・Ｃ・フェレーロ（スペイン）に6-3, 6-3, 6-1のストレートで勝利、２回戦に進出した。

男子シングルスのディフェンディング・チャンピオンとしてセンターコートに登場したジョコビッチは、第１セット序盤でフェレーロにブレークを許してしまうが、すぐさまブレークバックに成功すると、さらにブレークを奪い、第１セットを先取する。

第２セットでも序盤でブレークを奪ったジョコビッチは、そのリードを守り切って２セットアップとリードを広げると、第３セットでは一気に５−０とリード。完全に試合の主導権を握ると、そのままフェレーロを突き放した。

大会連覇に向けて好発進となったジョコビッチは、２回戦でＲ・ハリソン（アメリカ）とルー・イェンスン（台湾）の勝者と対戦する。

この他の試合では、第１７シードのＦ・ベルダスコ（スペイン）がＪ・ワン（台湾）に7-6 (7-3), 6-4, 7-5で、第１８シードのＲ・ガスケ（フランス）がＴ・カンケに6-2, 6-2, 6-2で、第２４シードのＭ・ヨージニ（ロシア）がＤ・ヤング（アメリカ）に4-6, 6-3, 6-2, 6-3で勝利するなど、シード勢が勝ち上がっている。