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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝）は大会７日目の２日、女子シングルス４回戦が行われ、第８シードのＡ・クルベール（ドイツ）がＫ・クレイステルス（ベルギー）に6-1, 6-1のストレートで勝利、自身初となるベスト８進出を果たした。

１回戦で第１８シードのＪ・ヤンコビッチ（セルビア）、３回戦で第１２シードのＶ・ズヴォナレーワ（ロシア）と、ここまで２人のシード選手を撃破しているクレイステルスであったが、この日は第１セットのオープニングゲームでブレークを許してしまう。第３ゲームをキープしたものの、第１セット第４ゲームからクルベールが９ゲームを連取する猛攻で試合の主導権を握る。

今季のＵＳオープン限りでの引退を表明しているクレイステルスは、第２セット第６ゲームでようやくサービスキープに成功したが、続く第７ゲームをキープしたクルベールが４９分でベスト８進出を決めた。

元世界ランク１位でグランドスラム４勝を誇るクレイステルスは、四大大会では今大会をのぞく全ての大会で決勝進出を果たしている。