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新潟で行われているインターハイ(全国高校総体)のテニス競技は8月15日に個人戦3日目を迎え、男女シングルスの準々決勝と準決勝、男女ダブルスの準決勝が行われた。
男子シングルス準々決勝では、全日本ジュニアU18の覇者で第4シードの河内一真が序盤から動きが悪く、梶下怜紀(日本)に敗退。梶下は2年前の沖縄インターハイで河内に負けており、今回リベンジを果たすこととなった。
鋭いショットが冴える梶下は、続く準決勝でも第1シード後藤翔太郎から1セットを奪いファイナルセットにもつれる接戦を演じたが、最後は後藤に振り切られ敗退。後藤はこれで3年連続のファイナル進出で、鈴木貴男(日本)以来18年ぶりの快挙を果たした。
明日の決勝戦は柳川のエース増尾怜央楠(第3シード)とのサウスポー対決となる。
女子シングルスでは、小林夏美がキレのあるショットで第3シード細沼千紗を倒し準決勝に進出したものの、その準決勝では攻守のバランスがとれている第2シードの林恵里奈を攻略できず、フルセットで敗退。
林と明日決勝戦で対戦するのは、第4シードの岩井綾音。岩井は、準決勝で村瀬早香のテンポの速いストロークについていけず、第1セットを2−6とあっさり落としてしまうが、そのリズムに慣れた第2セット以降はステディなストロークで巧みに相手のミスを誘い7−5、6−2で逆転勝利を飾った。
[男子シングルス準々決勝結果]
後藤翔太郎(四日市工)6−3、6−2塚越雄人(柳川)
梶下怜紀(瀬戸内)6−4、6−3河内一真(相生学院)
増尾怜央楠(柳川)6−2、6−3諱 五喜(松商学園)
守谷総一郎(大成)4−6、6−3、6−2長田和典(四日市工)
[男子シングルス準決勝結果]
後藤翔太郎(四日市工)6−4、4−6、6−1梶下怜紀(瀬戸内)
増尾怜央楠(柳川)6−2、6−2守谷総一郎(大成)
[女子シングルス準々決勝結果]
村瀬早香(京都外大西)6−4、7−5盛重翔子(幕張総合)
岩井綾音(秀明八千代)6−1、6−2首藤みなみ(城南学園)
小林夏実(秀明八千代)6−2、6−2細沼千紗(富士見丘)
林 恵里奈(仁愛女子)6−1、6−4山田智恵子(浦和東)
[女子シングルス準決勝結果]
岩井綾音(秀明八千代)2−6、7−5、6−2村瀬早香(京都外大西)
林 恵里奈(仁愛女子)6−4、2−6、6−3小林夏実(秀明八千代)
[男子ダブルス準決勝結果]
西脇・諱(松商学園) 4−6、7−6(2)、6−3後藤・長田(四日市工)
守谷・小堀(大成)6−1、7−6(6)村上・九島(大分舞鶴)
[女子ダブルス準決勝結果]
林・玄田(仁愛女子)6−0、6−0辻・早野(早稲田実業)
牧野・野崎(松商学園)6−4、2−6、7−5細沼・森崎(富士見丘)
記事提供:テニスクラシック・ブレーク(日本文化出版)
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