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テニスのグランドスラム、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会12日目の7日、女子シングルス準決勝2試合が行われ、第4シードでグランドスラム14勝を誇るS・ウィリアムズ(アメリカ)が第10シードで今年の全仏の準優勝者であるS・エラーニ(イタリア)に6-1, 6-2のストレートで勝利、2年連続で今大会決勝進出を果たした。
30歳のセリーナは、自身4度目となる今大会のタイトル獲得を目指しており、もし優勝すると1987年のM・ナブラチロワ(アメリカ)に次いで2人目の30代での優勝者となる。
この試合、セリーナはエラーニの6倍以上となる38本のウィナーと4度のブレークを奪い、エラーニを圧倒した。また、セリーナはエラーニにブレークチャンスを1度も与えない完璧なプレーを披露した。
全仏オープンではまさかの初戦敗退となっていたセリーナであったが、その後はウィンブルドン、スタンフォードと連続優勝し、ロンドン・オリンピックでは姉のV・ウィリアムズ(アメリカ)と組んだダブルスを含め2つの金メダルを獲得するなど、その後の成績を25勝1敗としている。
「これは本当に素晴らしい結果ね。でもこれは私がずっと求めてきたことなの。」と、セリーナ。
セリーナは決勝で、第3シードのM・シャラポワ(ロシア)に3-6, 6-2, 6-4の逆転で勝利した第1シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦する。アザレンカとセリーナは過去10度対戦し、セリーナが9勝1敗と勝ち越している。
「ビクトリアももちろん勝利を望んでいるでしょうけれど、私だって勝ちたいの。勝ち残っている最後のアメリカ人だしね!」と、アーサー・アッシュスタジアムの観客の声援に答えた。
この日行われた試合結果は以下の通り。
V・アザレンカ (1) ○-× M・シャラポワ (3), 3-6, 6-2, 6-4
S・ウィリアムズ (4) ○-× S・エラーニ (10), 6-1, 6-2
(翻訳/大木茂敬)
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