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4強出揃いウォズニアキがヒンギス戦を振り返る◇ハンソル韓国OP

女子テニスツアーのハンソル韓国オープン(韓国/ソウル、賞金総額22万ドル、ハード)は21日、準々決勝4試合が行われ、第1シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)が今季ここまで好調の第7シードのK・ザコパロバ(チェコ共和国)を6-2, 6-3で下すなど、ベスト4が出揃った。

ウォズニアキは過去本大会に2006年と2007年に出場しているがその2回とも初戦で敗退しており、今大会自身初となるベスト4進出となった。

当時まだ世界ランク292位だったウォズニアキは当時のことについて、「2006年に初めてこの大会で予選を突破して、本戦に出場できることになった時に、なぜか本戦のドローが決まる前にM・ヒンギス(スイス)と対戦するんじゃないかって確信していたの。そしたら、本当に対戦することができたの!あの時は本当に緊張してしまっていて、私にはまったく勝ち目はなかったわね。」と語っている。

ウォズニアキは準決勝で、E・マカロバ(ロシア)と対戦する。マカロバはMJ・マルチネス=サンチェス(スペイン)との対戦で、その7回のサービスゲームで相手にわずか11ポイントしか与えない完ぺきな内容で、マルチネス=サンチェスを圧倒し、試合時間わずか57分で勝利をおさめていた。

なお、過去ウォズニアキはマカロバと4度対戦しているが、その全てで勝利をおさめている。

また他の準々決勝では第3シードのK・カネピ(エストニア)と第6シードのV・レプシェンコ(アメリカ)がそれぞれ勝ち上がっている。

レプシェンコは過去4度のツアーでベスト8入りをしていたが、その全てで敗退しており、今回が自身初となるベスト4進出となった。

そのことについてレプシェンコは「ツアー大会で初めて準決勝に進出することができました。今日の試合も3時間におよぶもので、本当に辛抱強く集中する必要がありました。今日は勝つことができて本当にうれしいのですが、次でも勝利できるように自分に期待したいです。」と喜びを表現した。

この日行われた試合結果は以下の通り。

C・ウォズニアキ(1) ○-× K・ザコパロバ (7) 6-2, 6-3
E・マカロバ (8) ○-× MJ・マルチネス=サンチェス 6-1,6-1
V・レプシェンコ (6) ○-× T・パスゼック(オーストリア) 4-6,7-6(3),6-4
K・カネピ(3) ○-× K・バーテンズ 6-4,6-4


今大会の優勝賞金はシングルス3万7000ドル。

(翻訳/大木茂敬)

(2012年9月22日15時50分)

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